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日産「S13シルビア」「R32 GT-R」を乗り継ぎ、フォード「フォーカスRS」にたどり着いて11年目!「究極のストリート仕様です」

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循

究極のストリート仕様車

「フォーカス Mk.2 RS MR375 クラブスポーツというのが正式な名称です」

というこのフォーカスRSは、ご覧の通りただものではない。エンジンから足まわりまで、彼の地では定番チューニング・ブランドとして知られるmountune PERFORMANCEのキットを組み込んで仕上げた1台。これ以上ハードにするとロードユースはなかなか厳しくなるというその一歩手前でバランスを取った、ある意味究極のストリート仕様。

かつてフォードジャパンが正規輸入していたのは基本的には5ドアかワゴンのATというジェントルなグレードだけだったが、イメージ・リーダー的な存在のRSやSTをもっと積極的に輸入していればその後の展開もまた異なったものになっていたかもしれない……と、そんな詮無いことさえ考えてしまうチューニング・フォーカスRSの迫力とかっこよさ。

徹底した実用性ととんでもないスポーツ性、ひとつのブランドに潜むジキル博士とハイド氏のような極端な二面性もまた、ヨーロッパフォードの持つ大いなる魅力である。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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