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トヨタ「新型ノア/ヴォクシー」用の車中泊キャンピング仕様が便利すぎる! オプションでポップアップルーフ装備したら完璧です

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

対面対座もできる便利なレイアウト

2列目シートは格納できるように折り畳めるので、その上にベッドボードを置けば、セカンドシート以降のフルフラット化が可能になる。スペース的な限界があるミニバンでも、こうすることによって広大なスペースが作れる。

ちなみに、そのスペースは大人1人なら充分すぎるほど、2人でも多少の余裕をもって就寝可能なレベルだった。

また、ベッド仕様だけでなく、対面対座のデスク仕様にもできるのがMR-Sの特徴。

後方ハッチ部分の左右には電源等を備えるキャビネットをセットしているので、ここに専用テーブルをひっかけるとテーブルが完成する。ベットキット用マットを対面にそれぞれセットすれば、対面対座のスタイルも作り出せる。

ミニバンレボリューションシリーズには、今回紹介しているMR-Sの他にもグレードアップ版として、ソーラーパネルやシャワー付きのシンク、電子レンジなど、より本格キャンパー仕様を求めるユーザーに向けて、必要な装備を絞り込み標準装備化させたMRを設定している。

費用はMR-Sより約40万円プラスとなるが、質の高いアウトドアライフを過ごせるとあって、是非こちらもチェックしてみよう。

ちなみにMR−Sの車両販売価格(消費税込)は、ノアGベース(2WD・ガソリン)で459万2500円から。グレードや駆動方式などによって価格は変わる。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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