復活後2回目の開催となったAUTO FASHION import REAL powered by AUTO MESSE
2023年12月3日に神戸メリケンパークで開催された、「AUTO FASHION import REAL powered by AUTO MESSE」。同年9月3日に同場所で4年ぶりの復活をとげ開催されたこのイベント、前回はオーナー参加車両の展示のみにとどまったが、今回はオーナー参加車両の展示に加えてメーカー&ショップブースの出展も。そんな中、デモカー&シートを並べていたのが、レカロのブースだ。聞けば今回、輸入車のイベントということでMINIやBMWを取り扱うドルトと、最近アバルトにも力を入れているトライアルとの3社合同での出展となったそうだ。
12脚のレカロシートに座り放題
レカロのブースに並べられていたシートは、スポーツ/モータースポーツ/コンフォートなど各シリーズからセレクトされた12脚で、もちろんどのシートも実際に座ることが可能。全国のレカロショップでも座り比べができるところがあるが、気軽にさまざまなシートを試せる機会だけに、参加者やゲストは続々とブースを訪れ、それぞれシートを座り比べていたようだ。
傾向としては、サポートが強いモータースポーツタイプをまず試し、その後は自分のクルマに合わせたシートをスタッフに相談しながら試している方が多かったようだ。
2台のアバルトを展示したトライアル
ブースではシート単体での乗り比べに加え、レカロシートを実際に装着したドルトとトライアルのデモカーも4台展示。レカロメディカルショップを展開しているトライアルでは性格の異なるアバルトを2台用意していた。
1台はHKS VIITSサスペンションR、HKS VIITSマフラー(S)、OS技研LSD、バブリングECUを装備しサーキットを重視したアバルト。シートはマシンの性格に合わせモータースポーツシリーズのRMS 2600Aをドライバースシートに、ナビシートは日本人のためのストリートユース・フルバケットシートであるRS-G(GS)をセット。
もう1台はHKS VIITSサスペンション、HKS VIITSマフラー(W)を装備したストリートを意識したアバルト。こちらのシートはコンフォートなスポーツスターCL210となっていた。
ドルトはMINIとBMWを展示
MINIやBMWなどドイツ車を中心に扱うドルトは、限定販売のミニ ジョンクーパーワークスGPをベースに、足まわりにKWバージョン3、ブレンボのレース用キャリパーとなるピスタをセットしてよりスポーティに仕上げたデモカーと、BMW M4をベースにMSSアジャスタブルスプリング、エアロにヴォルシュタイナー、ACシュニッアー、3Dデザインをミクスチャーしたモデルを展示。
シートは、ミニが高いパフォーマンスを提供するスポーツシートとなるSP-Xアバント、BMWはレカロの試作品となるシートがセットされていた。