ソト遊びに似合う「ネオクラスタイル」が空前のブーム
シンプルなオールドスクールのデザインで人気のクリムソン「ディーン・クロスカントリー」。国産SUVをターゲットに、オフロード系カスタムをターゲットとした名作だが、コンパクトな輸入車やピックアップトラックとの相性はどうか。そんな「ハズシ」の組み合わせに挑戦してみた。
(初出:ヨンクスタイル vol.8/HILUX Magazine vol.2)
ホワイトレタータイヤとコンビで覚醒!
コンパクトなボディに、キュートなルックスと軽快な走りを持つVWアップ。そんなアップとディーン・クロスカントリーとのマッチングは上々の様子だった。
まずはベース車両のレシピから。キュートなルックスと小回りの効くサイズが魅力のアップをオリジナルサスペンションで車高を40mm上げて、前後ブラックバンパーやルーフキャリアなどで、アウトドアに似合うスタイルに創出。制作したのは、大阪の輸入車ショップ「インプライム」である。
そして、主役のディーン・クロスカントリー。横長スリットを5つ刻んだ鉄チン風のベースホイールに、メッキセンタープレートを合わせたネオクラテイストが魅力。タイムスリップしたような、アメリカンなオールドスクールを描き上げたのだ。
ハイラックスをクラシカルなルックスへ
今度はトヨタ・ハイラックスに装着。れっきとした小型ピックアップトラックで、働くクルマのイメージが根強いが、アメリカンレトロな洒落た雰囲気へと一変させていた。
写真のバーニッシュグレーはテッチンっぽくてこれまたオシャレ。分かりやすいホワイトやブラックに比べると、少しテクニックが要りそうなカラーリングだが、写真のようなレトロアレンジが施されたボディにはすんなりと馴染む。
このように現行型ハイラックスをはじめ、クロカンにも似合うことは間違いなし。ブロック系のタイヤと組み合わせて、アメリカンクラシックの空気を感じてほしい。