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彼女の日産Z32「フェアレディZ」はハタチ×2の誕生日に自分へプレゼント!「自走で行けるところは全部行きたいですね」

1990年式日産「フェアレディZ 2by2TT」とオーナーの直美さん

日曜の朝に開催されるモーニングミーティング

東京のA PITオートバックス東雲では毎月1回、日曜の朝にモーニングミーティングを開催しています。2023年9月17日のテーマは「女性オーナー」で、会場には軽からアメ車までノージャンルのクルマが朝から集合。集合写真の撮影以外はとくに決まりはない自由な雰囲気のミーティングのなかでも目を引いた、真っ赤なZ32「フェアレディZ」のオーナーにお話を伺いました。

40歳の誕生日に自分自身でプレゼント

40歳の誕生日プレゼントとして自身で購入したという1990年式日産「フェアレディZ 2by2TT」オーナーの直美さん。お子さんも大きくなり、40歳の節目で残りの人生半分は自分の好きなことをやろうという決心のもとホンダ「ステップワゴン」から乗り換えたというが、その節目としてなぜフェアレディZを選んだのだろうか?

「子どもの頃に親友のお父さんが持っていて、頼み込んで1回だけ後ろの席に乗せてもらったことがあるんです。その時にカッコイイな、って思ったんですね。購入の時の選択肢には他のクルマも入っていたんですけど、そんな事もあってやっぱりZは特別感があったんです。3年ぐらい前から探していて、ある日クルマ屋さんをまわって帰るタイミングで、最後にもう1軒近くにあるからって見に行ったらこのZがいたんです。座ったら『これだ』って、その場で内金を入れましたね」

慣れてからは楽しくてしょうがない

子どもの頃から記憶に残っていたフェアレディZを手に入れた直美さん。その際は後席に乗っただけだったが、実際に自身で所有し、ドライバーズシートでステアリングを握った感想はいかがなものだったのだろうか?

「最初の頃は全然思うように動かなくて、もうヤダとか泣き言を言いながら乗ってたんですけど、ディーラーの方にクラッチとかいろいろ調整をしてもらって、自分が乗りやすい仕様に変えてもらいました。クルマに慣れてからは楽しくてしょうがないです」

「2000回転くらいからツインターボが効きはじめて、そこから凄い気持ちよく加速しちゃうんで、あんまりターボが効かないように抑えながら安全運転で乗っています」

このクルマで行けるところは全部行きたい

楽しみながらフェアレディZのある生活を送っている直美さん。年上が多いというママ友からは「昔乗ってた」とか「懐かしいね」、「今あえてこれなんだ、でも全然いけるよね」など評判も上々だという。

現車に関しては購入してからこれまで細かな調整のほか、オートアンテナを出ないようにしたり、Bピラーにエンブレムを入れたり、爪の跡が付かないようにキーレス化するなどの作業は行っているそうだが、今後もこのフェアレディZは基本的にノーマルを保ちつつ維持していきたいそうだ。

「当時感を大切にしたいので、極力ボロボロになったシールとかも残しているんですよ。このクルマで結構いろんなところには行ったんですけど、自走で行けるところは全部行きたいですね。北海道のまっすぐな道をバァーって、走ったりね」

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