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【国産ピックアップ7選】「クラウン」や「スカイライン」にもあった! 実車を見たことある人は相当ラッキーです

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: AMW編集部/日産/マツダ

スズキ マイティボーイ

スズキからは1983年に登場した「マイティボーイ」を挙げておこう。マイティボーイは、「セルボ」をベースにした2人乗りのピックアップトラック。積載量は200kgとたいしたことはなかったが、新車価格が42万円~だったのはビッグニュースだった。

CMのキャッチコピーは「スズキのマー坊とでも呼んでくれ」。CMにインパクトがあったので知名度は高いが、ちょっと時代を先取りしすぎて、販売台数は伸びなかった。遊び心満載のクルマで隠れた名車といってもいい!?

トヨタ クラウンピックアップ

クロスオーバーやSUVまで加わった現行の「クラウン」だが、1967年に登場した3代目クラウンには、ピックアップも登場した。エクステリアはスッキリした上品なデザインでクラウンらしいが、「クラウンピックアップ」には後継車がなく、1代限りでカタログから姿を消してしまった……。

三菱トライトン

先の「ジャパンモビリティショー2023」で、12年ぶりになる日本仕様のプロトタイプが公開され話題となった三菱の「トライトン」。初代は2005〜2014年に製造されたKB9T型で、2006年から日本仕様も販売。三菱のタイ工場で生産され、2006年にはダカールラリーにも出場しているが、日本では知名度、人気ともに上がらず、2011年に販売終了……。ガソリンエンジンオンリーで、MT仕様がなかったことなどが仇となり、わずか1800台しか売れなかった(2代目には国内仕様が用意されなかった)。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
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  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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