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「世界一カッコいいハコスカ」を目指した紅白2台の仕上がりが半端ない!「1/1スケールのプラモデルのノリで製作してます」

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

  • 6気筒エンジンはLD用のシリンダー、ブロック、クランクを使うことで排気量を3.5Lまで拡大
  • 3基のソレックスキャブレターで燃料を供給している。エキゾーストマニホールドはタコ足だ
  • インテリアも徹底的にカスタムされており、カーボン製ダッシュパネルの中に各種メーターが整然と並ぶ
  • いかにもホールド性が高そうなバケットシートはBRIDEをチョイス。チューニングカー部門にエントリーしたが公道走行可能だ
  • ボンネットなどに坂本産業車両部によるZERO 4オリジナルドライカーボンを装備
  • オーバーフェンダーも塗装しており、リアスタイルはハコスカらしさをキープ
  • 16インチホイールは、ZERO 4 ワンオフオリジナル。サイズはフロントが10J-40、リアが11.5J−64
  • WONDERハコスカのオーナーである山際 聡さんは、三重県でWONDERという名のレクサスと旧車を愛するカーショップを営んでいる
  • ボディは総剥離フルレストア&防腐処理済みで ボンネットのみならずトランクもドライカーボンだ。フロントショックはクルーズで、リアショックはアクレ。ブレーキはAPロッキード
  • MOMOのレーシングステアリングはホーンボタン無し。メーターは、すべてストックだ。カーボンダッシュ、アルミロールケージ、カスタムドアパネルもポイント。シートはブリッド クラシックだ
  • JMCヘッドを持つL型エンジンの排気量は3245ccで、ASW製86mmフルカウンタークランク、P/H鍛造ピストン、79度SPLカム、トリプルバルブスプリングなどを装備。マフラーはワンオフストレートで、エキゾーストマニホールドはASW製6-1ステンタコ足
  • 佇まいがいいこともあり、TOKYO AUTO SALON 2024に詰めかけた数多くのギャラリーが撮影していた
  • 「世界で一番カッコいいハコスカ」という車両製作コンセプトのもとで造られ、3年前に完成したのだという。トランスミッションは71Cミッション改、クラッチはOS技研ツインプレートで、軽量クロモリフライホイールも装備。デフはR200 3.9だ
  • 佇まいがいいこともあり、TOKYO AUTO SALON 2024に詰めかけた数多くのギャラリーが撮影していた

3社のタッグによって製作されたハコスカ

2024年1月12日~14日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された東京オートサロン2024にて、尾林ファクトリーブースで紅白の日産「スカイライン2000GT」が2台展示されていた。その詳細をお届けしよう。

40歳の誕生日に合わせてカスタム開始

東京オートサロンは1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタートした当初はチューニング・ドレスアップショップの出展がメインだったが、1990年代後半から自動車メーカーも大々的にブースを展開。昨今は、ハイクオリティなコンセプトカー、独創的なチューニングカーおよびドレスアップカーの共演を楽しめるようになっている。

今回もワクワクできるクルマがたくさん披露されたが、一番最初に立ち寄った北ホールの尾林ファクトリーブースに置かれた紅白のハコスカ2台に目が釘付けにされた。1台は坂本産業ハコスカ ZERO 4(白)、もう1台はWONDERハコスカ 山際バージョン(赤)だ。

まずWONDERハコスカのオーナーである山際さんに声をかけたら、坂本産業ハコスカに憧れて製作したとの返答があった。

「このクルマは1972年式の日産スカイライン2000GTで、30歳のときに買いました。いまから10年前の話です。それで、いつの日にかカスタムしようと思い、貯金しておいて、40歳の誕生日に合わせて、この1年で完成させました。坂本産業ハコスカと同じ仕様にしてほしい、とオーダーし、出来上がったのは一昨日のことです」

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