「操作がそのまま伝わる感触がなんだか好きです!」
昔から憧れていた1台であるTE27を実際に運転した佐々木さん。年代で言えば以前試乗した「セリカ1600GT」と近いが、以前よりも手慣れた様子で試乗を開始した。クルマに対しての順応力が高いあたりはさすがレーシングドライバーだ。
「想像していたよりもペダルの遊びが少ないですね! ペダルで言えばクラッチが重たいのに驚かされました。全体的に当初イメージしていたよりもユルユルしてなくて、思ったよりしっかりとしたクルマです。パワステが付いてないのですが、タイヤからのインフォメーションが分かりやすいです。ステアリングをはじめ、操作に対して力を増やしたりする機構がないので、操作がそのまま伝わる感触がなんだか好きです!」
見るだけではなく、操る部分でも旧車の魅力に染まってきた様子だ。ただ、旧車特有のクセのような部分に少し悩まされる部分も。
「ブレーキはやっぱり頼りないというか、単純に思ったよりも止まらない印象ですね。あとはペダルが配置されているのが思ったよりも手前で、あんまりスポーツカーぽくないドラポジで戸惑いました。なんだか座った印象だけで言えばトラックみたいかも」
そんなマイナスポイントもあったようだが、佐々木さんは撮影中「欲しい!」という言葉を多く口にしていて、これまでの旧車試乗の中では一番「欲しい度」が高そうな様子であった。
佐々木さんの旧車試乗は今後も計画中。次回はどんな旧車をドライブするのか? お楽しみに。
佐々木藍咲選手のTE27カローラレビン総評
好きなポイントは?
「何より見た目! コンパクトにバランスよくまとまったデザインは旧車の中でもとくに好きなデザイン。あとはダイレクトな操作感」
マイナスポイントはある?
「正直とっても気に入ったのであまりないけど、しいて言うなら、ドライビングポジションがちょっとしっくりこないかな」
もしも愛車にしたら?
「あまり不満はないけどマフラーやエキマニを変えてみたい。そしたらもっとキレイな音になるかも」