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マツダ「サバンナRX-3」のワゴンがドリフトマシンになった! 500馬力のD1GP参戦車両の「サバゴン」とは

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

  • D1GPをターゲットとした渾身のドリフトマシンなので、インテリアも完全なるモータースポーツ仕様
  • タイヤはモータースポーツ用のTOYO TIRES PROXES R888Rで、フロントのサイズは205/50R15
  • リアタイヤサイズは235/50R15。ホイールはRotiformで、フロントが7.5J-15、リアが8.5J-15
  • ベース車は1974年式のマツダ サバンナ RX-3 スポーツワゴン。リアエンドに板状のウイングを装備
  • 迫力あるPANDEMエアロをまとい、オーバーフェンダーも付いている。仕上がりのよさは特筆もの
  • BRIDEのバケットシートがハイグリップレースコンパウンドタイヤが生み出す強烈な加速Gの中でドライバーをしっかりホールド
  • コクピットは、まさに男の仕事場といった雰囲気。サスペンションはKW、ECUはHALTECH、トランスミッションはHGTだ
  • 年々ハイパワー化が進んでいるD1GPの中で、最高出力が500psしかないFURSTYがどれだけ活躍できるのか分からないが、期待したい
  • ベース車は1974年式のマツダ サバンナ RX-3 スポーツワゴン

マツダ サバンナRX-3スポーツワゴンをリメイク

大手タイヤメーカーのひとつであるTOYO TIRES(トーヨータイヤ)。2024年1月12日~14日に開催された東京オートサロン2024では、マツダファン垂涎の1台を展示し、圧倒的なカッコよさで見る者を魅了しました。その詳細をお伝えします。

最高出力は500psを誇る

そのクルマの名は「FURSTY(ファースティ)」で、世界的に有名なレーシングドライバーであり、TOYO TIRESのブランドアンバサダーを務めているマッド・マイク選手(本名:マイケル・ウィデット)がD1GPに参戦するために製作したドリフトマシンである。2023年シーズンはフォーミュラドリフトジャパンに参戦していたが、今季はD1GPにチャレンジすることになったのだ。

FURSTYが飾られた台座にマツダ「サバンナRX-3 Mad Mike D1GP参戦車両」と記されていたが、ベースとなったのはマイク選手が若い頃にニュージーランドで実際に乗っていた1974年式のマツダ「サバンナRX-3スポーツワゴン」で、これをリメイク。同選手とTCPマジックが共同製作した4ローターのローターリーエンジンをフロントに搭載している。排気量は650cc×4で、最高出力は500psを誇っているそうだ。

D1GPは2024年5月に開幕

サバンナロータリーワゴンは、カーマニアの間で親しみを込めて「サバゴン」とも呼ばれ、オートサロンでエアロパーツ満載状態の展示車を時おり見かけるが、FURSTYもフロントにリップスポイラー、リアに板状のウイングを装備。パンデムエアロをまとい、ド迫力のオーバーフェンダーも付いているため、見事にワイド&シャコタン仕様となっていた。

大手タイヤメーカーのブースに展示されていたということで、Rotiformのホイール(フロント:7.5J-15/リア:8.5J-15)に組み合わされたタイヤにも注目してみたが、走りを追求したモータースポーツ用タイヤのTOYO TIRES PROXES R888Rをセット。2024年シーズンのD1GPは来たる2024年5月に奥伊吹モーターパークで開幕するので、FURSTYとマッド・マイク選手の活躍ぶりを現地で堪能してみてはいかがだろうか。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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