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街の車屋さんがルノー「トゥインゴ」を魔改造! 吸盤みたいなフォグランプ6灯が斬新な「セラヴィ105マキシ」とは

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TEXT: 今泉 史(IMAIZUMI Aya)  PHOTO: AMW 米澤 徹(AMW YONEZAWA Toru)

インテリアにもルノーのヘリテージを取り入れている

インテリアについては、今回のコンセプトモデルでは、ラヴァージュからの協力を受け、ルノー サンクターボ I に使用されていた生地を提供してもらっている。アルピーヌA110では内装を赤に纏めていたため、シートカラーも赤をベースにしていたが、今回はボディカラーのブルーに合わせ、ブルーをベースに赤ステッチを合わせた配色になっていた。

シートはアルピーヌ用のシートを使っており、試してみたらたまたまインストールできたので、あえて「ALPINE」のロゴもそのままにしたという。

2023年のオートサロン展示車両では、開催半年前に製作途中の車両が、預け先の板金工場での火災によりほぼ焼失するというトラブルに見舞われたが、2024年はトラブルがなかったものの、開発チームは寝る間も惜しんで、コンセプトカー製作にあたったそう。チームの中には別に本業を抱えている人もおり、週末に集まっては作業を進めるといった大人の部活のようにして製作してきた。

驚くことに、マキシが塗りあがったのは、オートサロン前日の11日の朝! はじめに塗装したボディの状態に納得がいかず、塗り直しを決行。チーム一丸となってギリギリまでこだわり抜いて作り上げた。現地にいたデザインを担当した方は次のようにコメント。

「今年も畑野自動車オリジナルで、これまで我々が続けてきた取り組みとルノースポールの歴史を融合させてクルマを作りました。見る人が見たらヘリテージを大切に受け継ぎながら、畑野らしいエッセンスを加えたとわかるようなクルマを作ることにこだわっています。フランス車に乗っている人は特に歴史的な部分を大切にしますから。

ルノーのことを好きな人、フランス車が好きな人が見て、いいな! と思ってもらえるという点はずっと心がけています。この活動がゆくゆくは畑野自動車のバリューアップに繋がり、日本発のフランス車カスタムとして、フランス本国への橋渡し的な存在になれればと思っています。本国に認めてもらうために、これからも基本に忠実であることは守っていかなきゃですね」

今後「セラヴィー105マキシ」には、ロータス エキシージのV6 3.5リッターエンジンを換装し、現在のダミーのダクトもホンモノにしてモンスター化を図るそう。

オートサロン終了後、展示車両はそのまま畑野自動車に置いてあるそうなので、実車を見たい方はぜひ遊びに行ってみてはいかがだろうか。

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