パトカーや消防車などの展示も行われた
残念ながら雨の降る悪天候に見舞われた2024年1月21日(日)。会場となるラグーナビーチには早朝から参加車両が集結した。冷え込みもなく、お昼ごろまで残っていた雨が上がると、多くの市民が会場に足を運んでいた。
会場には、トヨタ自動車、三菱自動車工業、TOYOTA GAZOO Racing、JAF、中部電力などが様々な体験コーナーを用意する。さらに地元のNTP名古屋トヨペットやHyundai Citystore名古屋などのディーラーも出展し車両を展示した。
プログラムとしては「愛知県警察音楽隊」によるスペシャルコンサート、「はたらく車大集合!」と題して、パトカーや消防車などの展示、会場に隣接する港から出航する「クルージング体験」、WRCのコースを激走する「ドライビングシミュレーター体験」なども行うことができた。
また2023年に引き続いて今回もラリーカーデモランが行われ、GRカローラやスバルWRXが走行した。その2台のステアリングを握るのは、2023年の全日本ラリー選手権JN1クラス・シリーズ2位の勝田範彦選手と、同選手権JN2クラス・シリーズ2位の三枝聖弥選手。デモランがスタートする時点で雨は上がっていたものの、会場は激しい水たまり混じりのヌタヌタ路面。ステアリング操作もアクセル&ブレーキ操作もなかなか思うようにならないといいながらも激しいデモンストレーションランを行ってくれた。
蒲郡市の鈴木寿明市長は次のようにコメント。
「まずこの第2回パワステがまごおり、無事故での開催ができました。ほんとうにありがとうございました。あいにくの雨で運転も大変だったと思います。しかしながら、だれひとり笑顔を忘れることなく出発をしていただきました。ブース出展の多くの企業の皆様、そして支えていただいた多くのボランティアの皆様に、心から感謝申し上げます。3月1から3日には全日本ラリー選手権のRally三河湾もこの蒲郡で開催されます。ぜひ成功に導きたいと思っておりますので、今後とも皆様のご理解とご協力をお願いします」