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ちょいフルBMWの「MT換装」は当たり前! イーターエンジンでもサーキットで操り走る歓びにあふれてます

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TEXT: 塩見 誠(SHIOMI Makoto)  PHOTO: 和田清志(WADA Kiyoshi)

走りの愉しさを求めてツーリングをMTに換装

25年ほど前に、ワゴン車がほしいということから園田利明さんが購入したのがこの325iツーリング。もちろんAT車だったわけだが、乗り続けているうちにMTのほうが楽しそうと思いはじめ、ついにMTへの換装をおこなった。実際MTとなってからは、走るのがさらに楽しくなったそうだ。

エンジンは数年前にオーバーホールをおこなっていて、そのときにカム交換やオーバーサイズピストンへの交換、ダイレクトタイプの吸気系やエキゾーストマニホールド交換などをおこない、同時に制御を純正DMEからリンクでの制御に変更している。さらにそのオーバーホール時、どうせエンジンを降ろしてバラすのだからと、耐熱塗料を使ってブロックを赤にペイント。

「見えるところではないのですが、個人的な満足感のみで塗ってみました」

とのこと。せっかくだからこれも、と思うのは、オーバーホールでのあるあるだ。

走ること自体が愉しいクルマ

走行4万kmだった中古車を見つけ、1991年の3月3日に納車されたというのが高梨幹夫さんの528e。現在18万kmまで走行距離は伸びているが、エンジンはまったく不具合がなく、オーバーホールもおこなっていない。

もともと高梨さんはオートバイも好きで、現在もR100RSやR1200STを所有しているという。そんな乗り物を操作するのが好きな人がこのクルマに乗り続けているのは、走ること自体が愉しいクルマだからだ。

現状カスタマイズとしては、シートをレカロの電動調整式で当時最高級品だったCSEにしていることと、ビルシュタインのローダウンキットを入れていることくらい。それでベテランドライバーが「愉しい」というのは、設計思想や製造工程も含めた、クルマの素性がいい、ということなのだろう。

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  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 1965年生まれ。学生時代からオートバイとクルマに熱中し、自動車雑誌編集ののちフリーランスライターに。これまでAE86トレノ、CC72Vアルトワークス、E38AギャランVR-4RS、1980年式シロッコ、CD9Aランサー・エボリューション、プジョー306スタイルなど、クルマを乗り継ぐ。オートバイはCB250RS、RZ250、ZZ-R1100、T-MAXなどつねに複数台所有。現在の愛車はフタ桁ナンバーのアルファ ロメオ156V6とサーキット遊び用のNCP91ヴィッツRS・TRDターボM、JA45クロスカブ。
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