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マツダ「ファミリア ロータリークーペ」で本当にスパ・フランコルシャンを走った! オーナーのロータリー愛を紹介します

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 佐藤亮太(SATO Ryota)/奥村純一(OKUMURA Jyunichi)/宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)

ゼッケンの由来は5位入賞を果たしたのが33号車だったから

加藤さんから「いつの日にか自分もスパを走りたいと思った」という話を聞いて思い出したのは、2015年のスパ・クラシックレースにR100ロータリークーペが参戦したことがあるというエピソードだ。詳しく伺ってみたら、やはり加藤さんが率いるチームがベルギーに遠征していた。

「現在マツダでシニアフェロー ブランドデザインという役職を務めている前田育男さんが友人ということもあり、2015年にマツダの支援を得ることができて、R100ロータリークーペをスパに持っていくことができました。それで、9月20日に開催されたヒストリックカーによるスパ6時間レースのサポートイベントであるスパ・マスターズ70’sセレブレーションレースにエントリーし、マツダが1970年にスパ24時間で世界を驚かせたこと、その技術が1991年のル・マン優勝につながっていったことをヨーロッパのクルマ好きに伝えることができました」

いま目の前にいる加藤さんがスパを走ったご本人だったのか、と感動していたら、ニコニコしながらゼッケンの由来についても話してくれた。

「33番にしたのは、満身創痍の状態ながらも完走し、5位入賞を果たしたのが33号車だったからです。それと、僕の誕生日が3月3日ということも関係しているんだよね(笑)」

33号車のドライバーを担当した土井総介さん(22歳)のコメントも紹介しておこう。

「しばらくの間、ガレージ内で眠っていたので、先月から走らせています。先々週に開催されたJCCAでも自分がドライブしました。今回の箱車の祭典での調子が一番よかったです」

またどこかのサーキットで矍鑠とした加藤さんから往時のエピソードを伺いたいものだ。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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