クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CAR
  • 米国発のEVはテスラだけじゃない! 1000馬力オーバーのクロスオーバーを投入した「ミューレン・オートモーティブ」とは
CAR
share:

米国発のEVはテスラだけじゃない! 1000馬力オーバーのクロスオーバーを投入した「ミューレン・オートモーティブ」とは

投稿日:

TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: Mullen Automotive

  • ミューレン・オートモーティブのFIVE RS
  • FIVE RSのサイドビュー
  • ほぼ水平に描かれたウエストラインと、ボディーサイドのプレスラインが表現するエレガントな佇まいのFIVE RS
  • 洗練されたスタイルのFIVE RSのリアビュー
  • FIVE RSのインテリア。近未来的な無駄のないデザイン
  • ボディ同色のオレンジを使ってスパイスを効かせたコクピット
  • ステアリングに記されたFIVEとRSのロゴがスポーティな印象に
  • ホールド感のあるシートでゆったりとして寛げそうな後席
  • バックミラーからの視界も良好。スタイリッシュなインテリアに同乗者の気分も上がるに違いない
  • 計算された美しさを誇るフロントのライン
  • ヘッドライトも近未来感満載
  • リアのエンブレムもデザイン性が高い
  • ボディ同色のホイールでまとめあげたスタイルに魅入られる
  • エッジの効いたラインのフロントフェイス
  • ボディ同色のオレンジラインがリアアンダーのスタイルを引き締めている
  • 流れるようなラインのサイドのシルエットが美しい
  • 風格と気品が漂うエクステリア
  • どんな風景にも馴染むデザイン
  • エンブレムを冠するボンネットは斬新なデザイン
  • エクステリアのデザインは美しさと効率性の高さを、その第一印象から感じさせてくれる
  • 800ボルト・アーキテクチャーのパワーを利用し、デュアルモーターで1000ps以上を発揮するエレクトリック・ドライブユニットが搭載されている

新興EVメーカーの斬新なニューモデル

今回はアメリカで続々と魅力的なEVを発表し続けているメーカーを紹介します。その社名は「ミューレン・オートモーティブ」。そのニューモデルである「FIVE RS」の詳細をお伝えしましょう。

ミューレン・オートモーティブとは

ここ数年で、まさに驚くほどの勢いでその数を増やし続けているEVメーカー。はたして10年ほどの活動期間をもって、それを新興勢力と表現するのかどうかは微妙なところだが、今回はアメリカで続々と魅力的なEVを発表し続けているメーカーを紹介しよう。その社名は「ミューレン・オートモーティブ」。本社はカリフォルニア州にあり、現在ではそれに加え、総面積で6万平方メートル以上に及ぶ大規模な生産施設がインディアナ州に完成している。

そもそもこのミューレン・オートモーティブ社は2002年に設立され、2007年には市場初ともいえるEVスーパーカーを開発した、ミューレン・モーターカーズの名でその歴史の幕を開けたメーカーだ。2006年にはフォーブス誌によって「アメリカで7番目に速い市販車」のタイトルを獲得。

そしてその勢いは最大航続距離が142kmと当時クラス最長を誇ったコンパクトセダンを生産していた、2009年設立のCODAオートモーティブの買収へと向く。ちなみにCODAオートモーティブは、一時期全米で2社しかないEVを販売する公認EV会社のひとつだった。もう1社は簡単に予想できるとおり、あのテスラである。

ミューレン・オートモーティブとして2014年に正式なスタートを切った同社は、商品を完全にアメリカ国内で製作し、アメリカの消費者の生活に完璧に適合することをコンセプトとしてクルマ作りを進めている。現在までに生産されたモデルはじつに幅広く、乗用車だけでも「GT」や「GTRS」といったEVスーパースポーツ、実用的なクロスオーバーの「FIVE」など。

このほかに各種サイズの商用トラックの生産も行われている。その中には2022年にミューレン・オートモーティブに買収されたボリンジャー・モーターズ製のEVトラックも含まれており、前で触れたインディアナ州の生産施設や知的財産も、そもそもはこのボリンジャー・モーターズが所有するものだった。

12

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS