2代目に続き2度目のイヤーカーに
乗用車部門では192票を集めたトヨタ プリウス/プリウス プライムが受賞。トラック部門はフォード「スーパーデューティー」、ユーティリティービークル部門はキア「EV9」が受賞している。ちなみにフォード スーパーデューティーは北米で高い人気を誇るフルサイズのピックアップトラック、キア EV9はBEVの3列7人乗り大型SUVだ。
選考委員のコメントによると、スタイルに加え、ハイブリッドの仕上がりやEV走行距離の長いプラグインハイブリッドのラインアップなどユーザーへのアピール力が評価されているようだ。選考委員のマット・デロレンゾ氏はこのようにコメントしている。
「単にハンサムなスタイルのハッチバックであるだけでなく、内燃機関に電動ドライブトレインを融合させることで自動車の未来を実現している。注目すべきはEV走行距離が40マイルを超えるプラグインバージョンです。これにより、ほとんどのオーナーがガソリンスタンドへの定期訪問を省略できるようになります」
なお、乗用車部門での日本車の受賞は2022年のホンダ「シビック」、2023年のアキュラ(ホンダ)「インテグラ」に続き3年連続。トヨタ プリウスとしても、2004年に2代目モデルでの受賞に続く、2度目の受賞となっている。
ちょうど「北米カー・オブ・ザ・イヤー」と同時期、2023年12月7日に発表された「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」のイヤーカーもトヨタ プリウス。5代目となるプリウスは日米で2冠を達成した。