バディ標準車の販売可能台数は残り90台
光岡自動車が手掛けるミツオカブランド初のSUVモデルである「Buddy(バディ)」は、2021年6月に正式販売となったモデルだが、2020年に発表されて以降、事前の予約受注開始と同時に大量のバックオーダーを抱えることに。外部に製造委託を行うなどして納期短縮を図るなど、モデル登場以前から大好評のミツオカのヒットモデルです。今回その相棒(バディ)の歴史に新たな1台が加わることとになりました。
2WD車は15台、4WD車は5台限定
現行トヨタRAV4をベースに製造されているミツオカ「バディ」は、ボディサイズは全長4730mm×全幅1865mm×全高1685〜1690mm、ホイールベースは2690mm。最低地上高200mmとなる。
2021年の発売後、ベースモデルが一部改良されたのに伴い、このバディも先進安全装置の進化が行われている。だが、グレードとして変更はなく、2Lガソリンエンジン搭載の「20LX」、「20DX」、「20ST」、2.5Lエンジンにハイブリッドを組んだ「HYBRID DX」、「HYBRID ST」の5グレードで展開している。
価格は、ガソリンエンジン車が527万8900(20ST/2WD)から617万7600円(20LX/4WD)まで。ハイブリッド車が583万2200円(HYBRID ST/2WD)から656万400円(HYBRID DX/E-Four)となっている。発表から3年(発売開始からは2年)が経ち、これまで約1100台の販売を達成したという。
今回、台数限定の特別仕様車として登場するのが「Buddy MJ style(バディ エムジェイスタイル)」である。バディ20STをベースに、エクステリアはブラックを基調に、ルーフをレッドにした専用ボディカラーという仕立て。インテリアもレッドの特別な専用レザーシート&トリムセットを装備しており、2024年1月26日(金)より20台限定で受付を開始する。
価格は消費税込み678万円(2Lガソリン/2WD)から697万5800円(2Lガソリン/4WD)となる。2WD車は15台、4WD車は5台の限定である。
現在、バディ標準車の販売可能台数は残り90台程となっており、この「バディMJ style」を合わせて累計生産台数は約1220台となる。なお、この特別仕様車の生産時期は標準仕様車全数出荷後の2024年末頃を予定している。
バディはこの特別仕様車の生産終了でモデルは終了となる。人気の車種だけに残念だが、ミツオカの次の一手はなにか? 2023年11月に公開された光岡自動車創業55周年記念モデル コンセプトカー「M55 CONCEPT」のようなモデルが登場することを期待したい。