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ちょいふるBMWを「エンジン/MT」換装で楽しむ! 6連スロットルで味わうストレートシックスの魅力とは

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TEXT: 塩見 誠(SHIOMI Makoto)  PHOTO: 和田清志(WADA Kisyohi)

ATでも走る愉しさは変わらず

以前はE46型のM3に乗っていたという実方康介さん。

「E46M3は速すぎて手に余る感じがありました。そこで手ごろな価格で売られていたこのカブリオレに乗り換えたんです。アクティブカーズにはこのクルマに乗りはじめてからうかがうようになったんですが、ちょっと見てもらって手を入れてもらったら、それまでとは見違えるくらい調子が良くなりました。このクルマは2020年に買ったので、もう3年くらい通っています」

現在までにおこなったのは燃料ポンプ交換やショックアブソーバー交換、エアコンのメンテナンスという、いわゆる整備メニューくらい。トランスミッションもATのまま。

「オートマでも愉しく走ることができます。今回はちょっとスピンしたりもしましたが、走ることが愉しめました」

とのことだった。ただ、

「とはいってもマニュアルトランスミッションへの載せ換えにも興味があります。今回そんなお話も聞くことができたので、将来的には考えてみたいですね」

と語ってくれた。

サーキット走行用にエンジンは換装

免許を取ったあと、はじめて自分で買ったのがこのZ3というのがオーナーの早川浩太郎さん。それから23年経って、Z3は見た目こそノーマルっぽいが、中はさまざまに手を入れたクルマとなっている。

まずはエンジン。普段遣いではなくサーキット走行用としてこのZ3を使いはじめたことから、若干パワー的に物足りなかったノーマルエンジンをベースにチューニングするのではなく、いろいろな面で余裕があるE36M3B用のS50B30型が搭載されている。トランスミッションはM3用のMTで、クラッチはORC製。スロットルは6連化されているが、これもアクティブカーズでおこなってもらったもので制御はLINKを使っている。マフラーもアクティブカーズ製だ。

そのほか車高調はKW製、ブレーキはブレンボと、するべきメニューはバランスも考えておこなわれているので、走りも破綻していない。

「大事に乗ってきたクルマですし、これからも愉しんでいきたいです。とりあえずは最近エンジンの力が落ちてきたように感じられるので、オーバーホールを視野に入れています。予算次第ですがそのとき同時にメカチューンもできればいいな、と思っています」

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  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 1965年生まれ。学生時代からオートバイとクルマに熱中し、自動車雑誌編集ののちフリーランスライターに。これまでAE86トレノ、CC72Vアルトワークス、E38AギャランVR-4RS、1980年式シロッコ、CD9Aランサー・エボリューション、プジョー306スタイルなど、クルマを乗り継ぐ。オートバイはCB250RS、RZ250、ZZ-R1100、T-MAXなどつねに複数台所有。現在の愛車はフタ桁ナンバーのアルファ ロメオ156V6とサーキット遊び用のNCP91ヴィッツRS・TRDターボM、JA45クロスカブ。
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