ベースモデルは使い勝手を重視したシンプルな仕立て
本国では2000年にデビューした3世代目となるドブロ、日本には2023年に初めて導入されたマルチパーパスビークルだ。5人乗りの「ドブロ」と7人乗りの「ドブロ マキシ」という2グレードをラインアップする「趣味を堪能するオトナのギア」がコンセプト。使い勝手の良さを重視したシンプルな作りで、兄弟車であるプジョー リフターやシトロエン ベルランゴとの差別化を図っている。パワートレインは最高出力130ps/最大トルク300Nmを発揮する1.5Lディーゼルターボエンジンに8速ATを組み合わせた。
外観はフィアットの他モデルにも通じる丸みを帯びたフォルムを採用、ブラックの樹脂製バンパーやサイドのエアバンプを組み合わせることで道具感を演出している。後席ドアは両側ともスライド式を採用し、リアゲートにはウインドウのみでも開閉可能なガラスハッチを備えているのもポイントだ。
運転席まわりも過度な装飾を省き運転や操作のしやすさを追求、8カ所もの収納スペースも用意された。後席には独立式シートを採用、ドブロ マキシの独立2座の3列目シートは130mmのスライド幅をもつなど、快適性にも注力されている。なお、ラゲッジ容量はドブロが最大2126L、ドブロ マキシが最大2693Lとなる。
AMWノミカタ
今回のリリースで注目したのは、3列シートをなくした2列5人乗りの「5(チンクエ)」だ。趣味でクルマをトランスポーター的に使う人は多い。アウトドアに限らずサーキットでも使いやすいだろうし、フリーのカメラマンや花屋といった業種にもぴったりだ。車両価格が安いというメリットもある。AMW編集部にもこういうトランスポーターがあれば、機動力があがるのになぁ、と妄想が膨らむ1台だ。