開発アプローチを体現する2台のコンセプトモデル
今回の発表には、その0シリーズを象徴する2台のコンセプトモデルが登場した。1台は開発アプローチ「Thin、Light、and Wise」を体現するフラッグシップコンセプトモデル「SALOON」、もう1台は「人々の暮らしの拡張」を提供することをテーマとした「SPACE-HUB」だ。「SALOON」はEV専用アーキテクチャーによりEV時代のM・M思想を昇華、シームレスなUI(ユーザーインターフェイス)や独自技術の進化によってEV時代における究極の操る喜びを追求している。
さらにサステナブルマテリアルの採用などでユーザーや環境との共鳴を呼ぶ、独創的モデルとされる。一方の「SPACE-HUB」は開発アプローチにより広い空間と見晴らしの良さを実現、ユーザーの「やりたい」に即座に応えるフレキシブルな空間により、人と人、人と社会を繋ぐハブとなり共鳴を生み出す、という思いが込められたという。
なお、同時にロゴのHマークも新たなデザインに変更された。ホンダ四輪の象徴であるHマークを新デザインとすることで、改革への思いを示すとともに、挑戦と進化を絶えず追い求める企業姿勢を表現している。また、両手を広げたようなデザインで、モビリティの可能性を拡張し、ユーザーに向き合う姿勢も表現した。