男子禁制カーイベント「ガールズカーコレクション」が開催
女子オンリーの男子禁制イベント「ガールズカーコレクション(GIRLS CAR COLLECTION)」が2023年11月23日に東京・秋葉原のUDX地下駐車場で開催されました。クルマ好きの女子オーナー車が約30台集合した中から、今回は細部に至るまでガッツリとカスタムされたスズキ「ジムニー」のオーナーを紹介します。
ひと目惚れしたジムニーをカスタム
ひと目惚れ状態で契約し、約1年半待って納車されたという2021年式スズキ ジムニーをカスタムして乗っているKOTOさん。納車に時間がかかったのは、ジムニー自体の人気の高さと供給不足もあったが、納車までに「ベンツのゲレンデに寄せたくて」というカスタムをショップに依頼していたこともあったようだ。
「ジムニーはもう形がかわいくて購入しました。クルマのことは全然わかんないんですけど、本当に見た目で、これ付けたいあれ付けたい! みたいな感じでクルマ屋さんにお願いしていった感じです」
細かな部分にもこだわっている
KOTOさんが選んだカスタムパーツは、WALDのボンネット、DAMDのエアロパーツ、ルーフキャリア、イカリングのライト、インテリアのレザー&カーボンアイテム、AERO OVERのサイド出しマフラー、ブローオフバルブなどなど。ブローオフバルブは「あのプシュプシュ音のするヤツ」を付けたいということでATながら装着したそうだが、他のパーツはただ単に装着しただけでなく、細かなこだわりが加えられているようだ。
「車高はバネを切って下げられるところまで下げてもらいました。ベンツみたいなウインカーはクルマ屋さんにお願いして穴開けてもらって付けて、ドアのバイザーもお願いして1回黒を吹いもらってから同色に塗ってもらっています。ドアのところも同色だったんですけど、ちょっとぼやけるからイヤでラインに沿って黒にしてもらいました。あとこだわったのはAERO OVERのマフラーもですけど、エンブレムですね。ボンネットもWALDのロゴが入っていたんですけど、全部スズキのSに換えてもらっています。なんか1個でも違うのはイヤだったので。クルマ屋さんも結構大変だったと思います」
かっこ良くてかわいいけど女の子すぎないのが良い
ところで新車購入でここまでカスタムすると、ジムニーでも「シエラ」、もしくは価格的にもう少し上のクラスのSUVも狙えるのだが、なぜあえてジムニーなのだろうか?
「まずはひと目惚れで、それから街乗り用じゃないけど、普通に軽く行けるクルマでジムニーがいいなって。シエラもあったんですけど、軽に乗りたいと思って。かっこ良くてかわいいけど女の子すぎないのが良かったんです。でも人とかぶりたくないっていうのもあって、買うんだったらもう全部行っちゃおうみたいな感じでした。人と一緒じゃないけど、あんまり目立ち過ぎないくらいな感じで」
「クルマに関して無知すぎるんで、カスタムを無謀にやりたくなくて、クルマ屋さんにイメージを伝えて提案してもらって、じゃあこれで! みたいな感じでした。だいたい仕上がってきてると思っているんで、今は満足です。今後はやることがあっても、ポイント的なものになると思います」