昭和テイストなアイテムをひたすら投入
「自分はBMWのオーナーじゃないんですが、30ミーティングのメンバーに知り合いがいて”1980年代のファッション”繋がりってことで、このオフ会に参加してます。そもそも昭和にハマったのは、自宅にあった親のレコードがきっかけですね」
と語ってくれたのは、赤いスカジャンにリーゼントがとっても夜露四苦なYamatoさん。なるほど。しかし一口に昭和と言ってもいささか広うござんすが、そのレコードとは?
「一番のお気に入りの歌手は中森明菜ですね。そこから当時の時代背景など興味がどんどん膨らみ、特に元気いっぱいの1980年代のトレンドを追っかけることが趣味になっていきました。
以前は軽トラに乗ってたんですが、3年前にこのアルトラパンをネットで見つけて手に入れました。当初はどノーマルでしたが、クルマをいじるのも趣味なので、自分でちょいちょいカスタムしています。FRPのリアウイングはワンオフです」
さらにフロントスポイラー装着、グリルからはオイルクーラーのホース(ダミー)が覗き、若干ローダウンされた足元は懐かしのハヤシストリートでキメているYamatoさんのアルトラパン。しかし圧巻なのはやはり室内のテイストだ。LOVEなステッカーから芳香剤のボトルにドリンクホルダー、ダッシュボードの上に敷かれたフリンジ付きのマットまで、ダサかっこいい(※個人の感想です)昭和テイストなアイテムがひたすら投入されている。
「いろいろなイベントに出掛けては、昭和のツボというか、当時のさまざまな情報を仕入れています」
と、まめなリサーチで昭和末期から平成という時代の空気を追体験する努力を惜しまないYamatoさん。
「自宅はもっとヤバい1980年代状態です。ぜひ見てほしいっす」
これからのニッポンを元気にしていくのは、当時の熱気を令和の今に再現しようと楽しんでいる若干25歳・Yamatoさんのような世代かもしれない。バブル期に人生のピークを過ごしてきた世代に替わって。というわけで後はまかせたぞ、夜露四苦!