オートバックスがキッズ向けのイベントを開催
2024年2月10~12日にインテックス大阪で開催中の「大阪オートメッセ(OAM)2024。創業50周年を迎えたオートバックスは子供たちにクルマの魅力を伝えるべく、2号館に設けたブースで数々の体験型イベントを実施し注目を集めています。
スーパーGTマシンと一緒に記念撮影
自分だけの芳香剤などを作る工作コーナーと並んで、家族連れの来場者の人気を集めたのは、2002年にオートバックスが発表したオリジナルのスポーツカー「ガライヤ」の、スーパーGTマシンに乗り込める夢のような「ガライヤライド」だ。もちろん車両はカラーリングだけのレプリカではなく、GT300クラスで華々しい活躍を遂げた正真正銘のレーシングカーである。テンションが上がらないはずはない。
コクピットに乗り込むだけじゃなく家族が揃っての記念撮影もOKだし、子供用のレーシングスーツまで各サイズを貸し出してくれる。
ロールケージが張り巡らされた室内やカーボン製で軽量なフルバケットシート、センターコンソールのスイッチ類などは現役で戦っていた当時のままの姿だ。主役である子どもは当然として、大人のファンも興奮すること確実で、入場すると真っ先にオートバックスのブースを目指すファミリーも。
ツナギ着用でメカニック気分
もうひとつはメカニック気分を味わう「子どもタイヤ交換体験」で、今回の大阪オートメッセではなんとガライヤを使って行なわれる。しかも、ガライヤライドではドライバーの正装であるレーシングスーツを着用したように、こちらではメカニックの正装であるオートバックスの子供用ツナギをレンタル。
電動インパクトレンチなどの工具も実際に現場で使われている本物で、プロのメカニックが手取り足取りサポートするので安心だ。簡単と思われがちなタイヤ交換だが安全に直結する作業であり、レースのピットワークでは正確さに加えてスピードも求められる。奥深さの一端を楽しく体験できるのは貴重なチャンスといっていい。
この「ガライヤライド」と「子どもタイヤ交換体験」は、いずれも予約が不要で参加料もかからないお得なイベント。さらに体験型ではないもののガライヤを使った目玉の展示がもうひとつある。
それがメインステージに置かれたホワイトのガライヤで、動力がSR20VEエンジンからモーターに変更されており、ブースに足を運んだギャラリーは我先にとカメラを向けていた。
日本のクルマ文化と共に歩んだ50年という歳月を振り返りつつ、未来を担う世代へとクルマの魅力を伝えるオートバックスの試み。最終日にOAMに訪れる家族は、ぜひ、オートバックスのブースに立ち寄ってみよう。