24歳が駆るヒーレー スプライト Mk II
クラシックカーに乗っているオーナーが愛車とマッチしたお洒落な衣装に身を包み、ノスタルジックなアイテムを持ち寄ってクルマ談議を楽しむイベントが「MINANO SUNDAY PICNIC 2023」です。2023年11月4日に埼玉県秩父郡皆野町にある“ぼくらのミナノベース”を会場として開催されました。会場から、気になったクルマとオーナーを紹介します。
偶然出会った愛車
右ハンドル仕様の1962年式オースチン「ヒーレー スプライト Mk II」を駆り、友人の小松きりんさんと参加した中島颯太さんは現在24歳(取材時)。将来有望の若きクラシックカーオーナーだ。
「このオースチンが初めての愛車です。半年前に購入したヒーレー スプライト Mk IIとの出会いは偶然でした。クルマを探しに行ったら、ちょうど1台あるよ、とショップの方に紹介してもらって。僕の好みのハードトップが付いていて、少しクラブマンレーサーっぽいスタイルになっていました。
カッコイイなと思って、運命とかを信じるタイプなので、迷うことなくこのクルマに決めました。最後の決め手は頼りになるショップの存在です。困ったときにいつでも相談できて、駆け込むことが可能な信頼できる主治医は大切ですからね」
免許を取得し、すぐに購入した1989年式のホンダ「GB250クラブマン」と3年前にゲットした1986年式のカワサキ 「GPZ400R D2」という2台の二輪を所有しているが、四輪はオースチン1台のみ。日常使いから遊びまで全てのシチュエーションでヒーレー スプライト Mk IIを使っているそうだ。
「使用感満点の外観がこだわりのポイントです。水色のボディに革ベルトの組み合わせがかわいい点もお気に入り。それでいて無骨なバンパーレスのカフェレーサー風もいいわけです。ちなみに、購入時の走行距離は3万1000kmで、現在3万4500kmまで伸びました」
今後の増車計画
二輪も四輪も、とにかくカッコよくないとダメです、とも話してくれた中島さんは、今後の増車計画についても語ってくれた。
「もっと排気量が大きいスポーツカーとかも欲しいな、と思ったりもしています。ですが、現実的にはバイクを積める便利なトランポが欲しいです。旅先で天気がいいからバイクを降ろして、ちょっと乗るか〜みたいな。大人の遊びをしたいです(笑)」
現段階でヒーレー スプライト Mk IIを見事に使いこなす中島さん。まだまだお若いので、バイタリティのある中島さんは、今後すべての夢を叶えることができるだろう。