車両の個性を生かしたデザインを採用

自社工場を持ち、高いクオリティのエアロパーツをリリースすることでも知られているエムズスピード。OAM2024のブースでは、圧倒的な人気を誇る40系トヨタ「アルファード」と「ヴェルファイア」、2台のデモカーを展示していました。

ラグジュアリーさを際立たせたアルファード

兄弟車関係にある両車ではあるが、ラグジュアリー志向のアルファードに対し、ターボモデルも用意するヴェルファイアはスポーティなイメージということで、エムズスピードのエアロパーツも同様の特徴をより強調したスタイルとなっている。

アルファードのエアロキットはフロントハーフスポイラー、リアアンダースポイラーともにブロックデザインをボトムに配置し、重厚感を表現するひとつのデザインアプローチとして採用。そこから表現される重厚感から、ラグジュアリーさを連想させることが狙いだ。

またフロントグリルガーニッシュはよりプレーンな意匠としながらも、フロントエンブレムはレス化。スタイリッシュな演出に一役買ってくれている。

そしてボディにはウエストラインから上にシャンパンゴールドのラッピングを施して上品でラグジュアリーな雰囲気をプラス。さりげなく同色のピンストライプもあしらうことで、純正とは一味違うスタイルを実現した。

スポーティな装いのヴェルファイア

いっぽうのスポーティさを演出したヴェルファイアのエアロキットは、フロントハーフスポイラーにLEDデイライトを内蔵。その機能性にプラスしてダクトのように見えるデザインとしたほか、センターを横長の塗り分けにすることで、大開口部を持つように見せる仕上がりとなっている。

リアアンダースポイラーはアルファードと同じくブロックデザインとしているが、スポーティなヴェルファイアに装着することで、ディフューザーのようにも見える視覚効果も兼ね備えている。

また両車とも同社の左右4本出しエキゾーストシステムを装着しているが、出口をアルファードがシンプルなステンレステール、ヴェルファイアはスポーティなチタンカラーテールとすることで差別化が図られている点も注目だ。

そしてエアサスでガッツリ落とされた足元には、こちらも同社オリジナルの22インチホイールをインストールし、チラリと見えるブレーキにはキャリパーカバーをプラスしてインパクトを与えている。

徐々に街中でも見かける機会の増えてきた40系アルファード／ヴェルファイアだけに、エムズスピードのアイテムで差別化するのも大いにアリと言えそうだ。