優秀な「WRX2ドライバー/コ・ドライバー」を称える新制度
2004年から2010年にかけて北海道で行われていたラリージャパンが2022年に12年ぶりに復帰しました。土木建築の構造計算や設計CADソフトの開発を行っているフォーラムエイトは、世界ラリー選手権(WRC)の趣旨に賛同し2022年からラリージャパンのタイトルパートナーとしてサポートしています。2024年1月23日に同社が、WRCのステップアップカテゴリーであるWRC2クラスに参戦するライジングスター選手の育成を目的として、「フォーラムエイト WRC2 Most Stage Wins Award」表彰制度を設立したことを発表しました。
ステップアップを目指すWRC2クラスのドライバー/コ・ドライバーを称える賞
今回の表彰制度は2024年1月25日に開幕するWRC 第1戦モンテカルロラリーからスタートする。より具体的には、ラウンドごとのラリー最終日前日までの競技結果から「優秀なWRC2ドライバー/コ・ドライバー」を選出し、最終日のセレモニアポディウムにて「フォーラムエイト WRC2 Most Stage Wins Award」が授与される。
11月に開催のWRC最終戦となる「フォーラムエイトラリージャパン2024」では、「フォーラムエイト WRC2 Most Stage Wins Award」の年間表彰も実施する予定としている。
フォーラムエイトの伊藤裕二社長は次のようにコメント。
「このたびフォーラムエイトでは、WRC2クラスに出場する優秀な選手たちを称える新しい表彰制度を設立しました。この“フォーラムエイト WRC2 Most Stage Wins Award”は、ラリーそのものの発展と未来の才能ある選手たちをクローズアップすることで、より幅広いファン層の獲得を目指します。この取り組みが国内外のラリーファン、エントラントにとって新たな刺激となり、モビリティ産業や日本の自動車文化の発展に寄与できれば、と考えております」
ほかにも、WRCでは2025年にWRCデビューする女性ドライバーの事前選考プログラムの実施を計画しているが、それについてもフォーラムエイトは関与を検討している。
ちなみにフォーラムエイトとは、1987年の創業以来、ソフトウェアパッケージの開発技術を基盤に、構造物や土木・建築設計を支援するソフトウェアと技術サービスを提供している会社だ。2000年には、バーチャルリアリティソフトの開発を通じて、プロジェクト全体の管理、交通・自動車研究、情報システムにおいて広く活用されるようになっている。
早期からSaaSやクラウド製品の開発にも着手。デジタル社会の実現を目指して、メタバース、Web3、NFTサービスの技術開発に取り組んでいる。また、ドライブシミュレータ、組込み開発、ゲーム開発を国内外で展開し、ソフトウェア開発とサービス技術によって社会に安全と安心をもたらすことを使命としている。