元実習車のキックスが5ターボ風のパワフルな姿に
そして最後に紹介するのは「KOTO」と名付けられたホットハッチ風の1台で、ルノー「5ターボ」のイメージを持たせつつも車名の通り、同学校のある古都・京都を感じさせるデザインを採り入れている。
フロントグリルには伏見稲荷大社の鳥居、オーバーフェンダーは五重塔の瓦が張り出しているようなイメージを、そして前後バンパーには瓦屋根のような表現で京都を表しているとのこと。
インテリアではドアパネルなどの革素材に着物の染色技法のひとつである、墨流し染めを用いて染め上げたものを採用したほか、スピーカーグリルは障子風にしてライトを仕込むなど、遊び心も満載。
ちなみにベースとなったのは元実習車の「キックス」(「パジェロミニ」のOEMモデル)だが、あえてMTに載せ替えて京都の街並みを軽快に走り抜けるイメージをプラスしている点も特徴だ。