サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

ウェッズがヨシムラのホイールを作った!? どうして2輪用ではなく軽トラ用なのか、理由を解説します

大阪オートメッセ2024のウェッズブースにキャリイが登場!?

2024年2月10~12日にインテックス大阪で開催された「大阪オートメッセ(OAM)2024」。会場ではさまざまなホイールメーカーが新作ホイールを展示して注目を集めていましたが、老舗ホイールメーカーのひとつであるweds(ウェッズ)のブースには、2輪ユーザーであればその名を知らぬ人はいないと言っても過言ではない、ヨシムラとのコラボモデルが展示されていました。

ウェッズとヨシムラがコラボしてホイールを開発

今回展示された「ヨシムラWRS Seven(ダブルアールエス・セブン)」と名付けられたホイールはスポーツカー用ではなく、なんと軽トラックをメインターゲットとした14インチサイズのもの。

というのもバイクユーザーはサーキット走行などを行う場合、軽トラックの荷台にバイクを積載して現地まで運ぶことが珍しくなく、ヨシムラのユーザーと軽トラックの親和性はじつは非常に高いものとなっているのだ。

会場にはこのホイールを装着したスズキ「キャリイ」が展示されていたが、これもヨシムラが古くからスズキのバイクを駆ってレースに参戦しているというバックボーンがあるため。このホイールのデザインもFIM世界耐久選手権(EWC)に参戦していたスズキ「GSX-R1000R」のものに着想を得ている。

1本4.6kgまで軽量化してサイズは14×4.5J

もちろんホイール製作にはウェッズの技術が惜しむことなく投入されており、アドバンスド・メタル・フォーミング(AMF)製法によりデザインの自由度を保ちながら軽量化を実現。さらにスポーク側面や強度に影響しない部分をカットすることでさらなる軽量化を果たし、1本4.6kgという軽さとなっている。

またセンターキャップにもヨシムラのロゴをあしらったほか、リムに奢られたヨシムラカラーのレッドの差し色やロゴはステッカーではなくペイントで再現するこだわりっぷりも見逃せない。

サイズは14×4.5Jのみのワンサイズで価格は2本セット7万7000円(消費税込)、2024年4月上旬~中旬発売予定。すでに2月20日から受注をスタートしている。

今回は発売予定のセミマットブラックのカラーのほか、艶ありブラックとホワイトのWRS Sevenも展示されていたが、こちらのカラーは参考出品で反響によっては市販化も……という状況とのことだ。

ヨシムラ製の軽トラ用マフラーも注目

ちなみに会場に展示されたキャリイにはヨシムラ製のマフラーが装着されており、こちらはヨシムラのオンラインショップで購入することができる。

「Slip-On Ovalサイクロン」と名付けられたこのマフラーは、車検対応ながらスポーティなサウンドとパフォーマンスアップの両方を実現。サイドから覗くサイレンサー部分には「ヨシムラ」のおなじみのロゴも備わっており、ファンにはたまらない逸品となっている。

■weds
ヨシムラWRS Seven商品ページ

■ヨシムラ
4輪用マフラー商品ページ

モバイルバージョンを終了