人気のプロボックス・カスタムに新スタイルが登場
2024年2月10~12日にインテックス大阪で開催された「大阪オートメッセ(OAM)2024」には、日本全国から選りすぐりのカスタムカーが660台も集結。今回はコエダ自動車のブースで発見した、丸目2灯仕様のフロントフェイスが可愛いトヨタ「プロボックス」のカスタムを紹介します。
OAMの会場でお披露目された丸目キットが大人気
数年前からプロボックス/サクシードをベースにリフトアップし、つや消しペイントを施したオフロード仕様のカスタムが人気だが、コエダ自動車が今回のOAMで初披露したのが、この「SURF STYLE」と名付けられたプロボックスだ。
注目すべきはこれまでのオフロード仕様やキャンプ仕様ではなく、サーフバンとしてカスタムされているという点だ。そのためボディカラーも明るいブルーメタリックとホワイトの2トーンとなっており、ルーフにはサーフボードが搭載されている。
外装の最大の特徴は丸目2灯ヘッドライトにコンバートされたフロントフェイスだ。こちらは同社オリジナルの50系プロボックス用丸目キットで、4月からリリース予定とのこと。OAMの会場でお披露目され、先行予約を受け付けていた。
足まわりは1インチ(約25mm)のリフトアップが施されており、GARCIAのChicago5アルミホイールに、165/80R14サイズのトーヨー・オープンカントリーR/Tタイヤを装着している。フロントに装着されたパイプ製のバンパーガードはプロトタイプとのことだが、丸目ヘッドライトによく似合っている。ヘッドライトに挟まれたグリルは、TOYOTAのスクリプトロゴが入るメッシュグリルとなる。
ルーフにはキャリアを装着するが、運転席側にはルーフラックを、助手席側にはサーフボードキャリアを装着し、ボードと荷物を搭載できるように工夫されている。
そのままでも車中泊もOK!
インテリアは、フロントはもちろんリアシートもキャメルカラーの生地で張り替えてリフレッシュ。さらにリアシート背面やラゲッジスペースにヘリンボーン柄のソフトマットを敷くことで、フルフラットにすれば広大なスペースが出現する。けっして本格的な車中泊仕様ではないのだが、車内で波待ちの仮眠をとる程度ならこれで充分!
ちなみにリアゲートを開ければ、ウェットスーツを引っ掛けたりするのに便利。もともと商用車ということもあって、プロボックスのラゲッジスペースはかなり広く、リアシートを倒して助手席の座面を前に倒せば、車内にショートボード程度なら入ってしまう。じつはプロボックスはサーフィンの相棒にも最適であることがわかるはずだ。