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トムスのレクサス「IS300」が目指すは「アルテッツァ感あるスポーツFR」ノーマル車高にワンオフカーボンエアロでバッチリ武装【デモカー試乗】

トムスのレクサス「IS300」が目指すは「アルテッツァ感あるスポーツFR」ノーマル車高にワンオフカーボンエアロでバッチリ武装【デモカー試乗】

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 宮越孝政

  • ベース車両はレクサスIS300 Fスポーツ
  • フロントディフューザーなどのエアロパーツはデモカーでは試作のワンオフカーボン製を装着しており、市販バージョンはFRP製だが、形状は同じ
  • スタイルを引き締めるサイドディフューザー
  • リアエンドにはトランクリッドスポイラーを装着
  • TOM'Sのエンブレムもカーボン
  • 精悍な印象のリアアンダーディフューザー
  • エキゾーストシステムは「トムス・バレル」
  • フロントブレーキには6ポットのTOMʼS×brembo キャリパーキットを採用
  • サスペンションはスプリングのみをオリジナルの「Adbox」に交換。ダンパーは純正を使用する
  • リアのスプリングも「Adbox」に交換してある
  • 2L直4ターボエンジンは純正で245ps/35.7kg-mのスペック
  • 専⽤に開発・セッティングされたECUによって純正⽐で30ps/7.3kg-mの性能アップを果たしている
  • インテリアはほぼ純正のまま
  • 電子スロットルコントローラー「L.T.S. III」がステアリングコラムの脇に配置される
  • スプリングの交換によって車高が変わらないということは、追従クルーズコントロールやセーフティセンスなどの動作も安心であるということ
  • ホイールは前後ともにTWSの118F Sport Monoblockを装着
  • トムスのレクサスIS300コンプリートカー(プロトタイプ)に一般道とワインディングで試乗してみた

安心してスポーティな走りを楽しむ、新時代のスポーツカスタマイズをトムスが提案

パーツメーカーやスペシャルショップが、自慢のアイテムや技術を惜しみなく投入しているのが「デモカー」。それぞれどんなコダワリを投入しているのか、そして実際のところ、純正スペックと比べて何がどう変わっているのでしょうか? 今回はトヨタ車でのレース活動やパーツ開発で知られるトムス(TOM’S)が手がけたレクサス「IS300」のコンプリートカーに試乗してみました。

レクサスIS300をトムスがコンプリートカーに仕上げたらどうなる?

トムスはトヨタ車をカスタマイズするパーツをリリースするブランドであり、なおかつ、レースではトヨタ系チームとしてエースナンバーを背負ってスーパーGTやスーパーフォーミュラを戦ってきたレーシングチームでもある。

トムスのオリジナルパーツはディーラーで購入できるエアロパーツやサスペンションなど、ストリートでの使い勝手の良さと信頼性の高さで支持されてきた。そんなトムスが提案するのがレクサスIS300のコンプリートカーだ。

御殿場に新しくファクトリーを構え、トムスのメカニックが1台ずつコンプリートカーを製作していく。そのベースはトムス側で用意した上質な中古車を用いることもあるし、持ち込みの車両に施工することも可能だという。トムスのノウハウが凝縮されたコンプリートカーをより早く、フレキシブルな形で手に入れることができるのが魅力だ。

今回試乗したIS300 Fスポーツは2L+ターボエンジンを搭載したFRレイアウトの4ドアセダンで、プロトタイプとなる。トムス開発企画部の今村さんはこう語る。

「IS300はレクサスですけど、いわばアルテッツァの流れをくむクルマです。スポーツFRとして仕上げて楽しむのもいいんじゃないかと企画しました」

車高を下げたようなハンドリングをノーマル車高で実現

スタイリングで目を引くのはエアロパーツ。デモカーでは試作のワンオフカーボン製を装着しており、市販バージョンはFRP製だが形状は同じ。フロント、サイド、リアアンダー、ウイングと装着して全体に引き締めている。

サスペンションはスプリングのみをオリジナルの「Adbox」に交換。いわゆるダウンサスやダウンスプリングと呼ばれる種類のもので、純正サスペンションからスプリングだけを交換するタイプだ。ダンパーは純正を使用することでそのしなやかさを活かし、何万km使ってもオイル漏れや異音がしにくいという利点がある。

しかし、ここでポイントになるのが車高が落ちていないという点。一般的にはスプリングで車高を下げるものなのだ。トムスの今村さんにその意図を聞いてみた。

「ユーザーから、もっとハンドリングはシャープにしたい、車高を下げたようなハンドリングが欲しい、でも車高が下がると使い勝手が悪いので高さはそのままで、という要望が多く、それを実現するべく製作したのがこのスプリングです」

そこに組み合わせるフロントブレーキはブレンボ製6ポットでガッチリとした剛性感を獲得。仕上げはマフラーで、心地よいサウンドでドライビングの楽しさを高めるという狙いだ。

今回試乗したデモカーはそれらのスペックに、タイヤはブリヂストンPOTENZA S007Sを装着。フロント245/40R19、リア265/35R19と純正サイズをチョイスする。

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