大阪オートメッセ2024でダムドが新作キットを多数お披露目
「大阪オートメッセ(OAM)2024」には、クルマのイメージを一変させてくれるボディキットを多くリリースしているダムド(DAMD)もブースを出展。往年のラリーマシンをスズキ「ジムニーシエラ」に落とし込んだモデルはすでにAMWで紹介済みですが、今回はダイハツのワンボックス軽である「アトレー」をベースとした「FUZZ」と、トヨタ「ハイエース」ベースの「DEFACE」を紹介します。
アメリカンな雰囲気のFUZZにアトレー用キットが登場
ベーシックな商用バンである「ハイゼット」をベースとしたFUZZはすでに発表済みのダムドだが、今回はハイゼットの上級車種であるアトレーをベースとしたモデルを展示。シボレー「C10」をオマージュした縦型4灯の角目ヘッドライトが印象的なFUZZだが、アトレーはLEDヘッドライトが標準となっていたため、その変換キットも開発してのお披露目ということになった。
もちろんダムドクオリティでボディへの加工は無しで装着できるように高い精度で作られており、こちらも市販予定のカリフォルニアミラーとあわせればアメリカンな雰囲気を軽自動車で楽しむことができるのだ。
また車体後方を荷台とした「アトレーデッキバン」をベースとしたFUZZも展示されており、テール部分は通常のモデルと異なるため純正のままとなるが、デッキサイドに同社のルーフラックにも使用されているナチュラルウッドを使用したパネルを装着。こちらは参考出品ということだが、反響次第では市販化の可能性もありそうな雰囲気となっていた。
ハイエースを丸目でお洒落なヨーロピアン顔にチェンジ
また、軽自動車では小さいというユーザーの声を受けて、新たに人気のトヨタ「ハイエース」をベースとした「DEFACE」も制作。こちらは同社の「little D.」のイメージをハイエースに重ね合わせたモデルとなっており、丸型ヘッドライトと無骨な角型フロントグリルが英国の本格的クロスカントリーモデルを思わせる仕上がりで、テールランプも丸型のクラシカルなものに置き換えることでワイルドな印象をプラスしている。
デモカーはブリティッシュな雰囲気を感じさせるグリーン系のカラーをまとっていたが、最近新たに追加された「アースカラーパッケージ」のカーキやベージュでも似合いそうなスタイルで、注目度の高い1台と言えるだろう。
なお、アトレーFUZZやハイエースをベースとしたDEFACEなどは今春の発売を予定しているとのこと。コンプリートカーとしての購入はもちろん、すでに所有している車両をベースにすることも可能なので、詳しくはオフィシャルサイトをチェックしていただきたい。