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1000キロ弱のアドベンチャーラリーにメルセデス「Gクラス」やユーノス「ロードスター」も参加! 北海道で「シバレルラリー」が無事開催されました

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)

家族旅行をかねて参加する人も多い

今回も北は道内から、そして南は山口や愛媛からの参加者が集まった。比較的時間に余裕のある高齢の参加者が多いような印象を持たれるかもしれないが、転職のタイミングでの参加や、家族旅行を兼ねた参加も多い。

マツダ「ロードスター」(NA)で参加したNo.55「team WADA」の和田龍一さんは現在休職中。北海道が好きでこれまでも何度も北海道を訪れているが、そんな中、某動画サイトで発見したこのシバレルラリーを体験してみようということで、今回初参加。車両はユーノス ロードスターだが、つねにバイク用の防寒ウェアを着込み、走行中はつねにオープンで走行していた。

トヨタ「ハイエース」のNo.616「Team Haraguchi」の原口組は夫婦で初参加。普段仕事で使用している車両をそのまま持ち込んでいるが、道内からの参加。道民は「冬は基本的に引きこもりの生活をしていて、わざわざ雪道を走りに行くということはしない」ということで、今回は夫婦で改めて冬の北海道を堪能する機会となった。

No.812「TAGUCHI INC!」の田口組は2023年に続き2回目の参加。車両も2023年と同じスズキ「エブリイ」(DA17V)。2023年も自転車を積み込んでの参戦で、途中のリエゾンでサイクリングも楽しんでいたが、今回も北見峠を走るルートでサイクリングも楽しんでいた。

今回は全車が途中でリタイアすることなく、そして大きな事故もなく4日間を走り切った。主催者の春木久史ビッグタンク代表は次のようにコメント。

「十勝、道北の風景は夏でも雄大で美しいですが、雪で人工物が覆われ、人の気配も希薄になる冬の美しさはまた格別です。今年はスタートの直前まで記録的な暖気が続いたことで道路は乾燥していることが多かったですが、その代わりに晴天に恵まれたことで絶景の連続だったと思います。流氷原にも出会えました。来年のルートはまだ決定していませんが、今年は大平原の連続でしたから、山岳ルートをふんだんに取り入れたいと思っています。どんなクルマでも参加でき、いろいろな目的を持って走っていただけるのがこのラリーです。競技ではありませんが冒険的で、自らのナビゲーションで道を切り拓き、自らのテクニックで全ルートを走破する。例えば、ラリーやレースの経験のある方が、モータースポーツとは無縁だったご家族や友人、仲間を誘って参加していただけるのがこのラリーです。来年も2月に開催を予定していますので、ぜひ計画してください」

例年11月にはプレエントリーがスタートし、受付が開始される。参加できるのは最大50チームとなる。クルマを操る楽しさ、ルートブックを使ったナビの醍醐味、そして冬の北海道の美しさとその味覚を自らの体験として実感するイベント。ひとりでも、友人知人家族とでも参加が可能、ぜひとも参加してみることをおすすめする。

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