レカロシートはドライブするだけではもったいない!
大阪のチューニングショップの老舗のひとつであるトライアル。近年ではレカロシートにも力を入れていることでも知られており、大阪オートメッセ2024(OAM)のブースでは自社の手がけたカスタマイズカーのほか、レカロシートを大量に展示し、実際に試座することもできるようになっていました。注目のシートを紹介します。
オフィスチェアへのアレンジも大人気
当然ながら自動車用のシートとして生まれたレカロは、高い剛性を誇っているのは言うまでもない。その特性を活かして、長時間座っても疲れにくいワークチェアとしても活用できるように仕立てられたキャスター付きも展示された。
自動車用シートをそのまま転用しているため、ワークチェアとしてだけでなく、もちろん愛車へ装着することもできるので、汎用性の高さも特徴のひとつと言えるだろう。
家にレカロシートが余っているというユーザーに向けては、ワークチェア化をすることができるシートキャスターのみも販売されており、こちらは5万円~とリーズナブルな価格となっている点も特徴だ。
また、もう少しリーズナブルな価格でワークチェアを導入したいと考えている人には、トライアルオリジナルの「TRYFORCE」というワーク/ゲーミングチェアも開発中で、大阪オートメッセ会場には実物も展示された。こちらは2024年5月ごろの一般販売を予定しているとのことで、レカロシートを使用するものに比べると半額近いという手頃な価格設定となっている
このチェアにもレカロを長年取り扱っているトライアルならではの知見が惜しみなく投入されているほか、2年の保証も付帯。さらに長年使用した際の補修やメンテナンスも可能になっているので、決して高い買い物とは言えないはずだ。
そしてレカロに精通した同社は、オリジナルの表皮を用いたレカロシートも販売している。デモカーのスズキ「ジムニー」に装着されていたのは、エルゴメドシリーズをベースに旧いポルシェでおなじみの千鳥格子模様の表皮を備えたスペシャルモデルとなっていた。
トライアルではシートの購入だけでなく、装着においても豊富なノウハウを蓄積しているため、ドライバーに合った微調整なども受け付けているとのこと。純正シートがしっくりこないという人や、レカロシートを装着しているけれど、いまいちフィットしないといった悩みを抱えているユーザーは、ぜひ足を運んで相談してみてはいかがだろうか。