街乗りでの快適性も失われていない
スポーツカーらしい雰囲気がグッと高まっていたことを認識できたフェアレディZ NISMOでしたが、街乗りでの快適性といった部分も失われてはいません。ドライブモードを変更すればトランスミッションは1500rpm前後で変速していき、必要以上のエンジンサウンドを車内に響かせることはありません。街乗りの速度域で5速にまで入ってしまうのには少し驚かされました。
また乗り心地に関しても荒れたギャップのある路面を通ってもそれほど不快に感じることはありません。
GT性能が高いと感じたフェアレディZにチューニングカーの雰囲気が加えられたフェアレディZ NISMO。乾いたドライ路面とサマータイヤでの走りの良さを期待してしまうとともに、全体的な雰囲気が「GT-R」に近づいた。そんな印象を受ける1台に仕上がっていました。