部品取り車2台を調達して愛車を復活させた
「フローリアンを手放すオーナーが千葉にいるとの情報が入り、これを6万円で購入。放置されていたのでボディが事前情報以上にサビサビでしたが、ボンネット、フロントマスク、フロントバンパーは使えそうだったので、鈑金屋さんに相談しつつ、なんとか積載車に積んで長野まで運びました。そして、ネットオークションで京都にある車検無しのフローリアンも購入し、こちらは2万円でした。このクリーム色のフローリアンも長野に運びました。半年後の3月末に完成し、新宿から鉄道に乗って引き取りに行ったのです。積載車で長野に向かうたびに、こんなに苦労するんだったら他のクルマを……と思ったこともありましたが、復活したフローリアンを見たら本当に修理してよかったと感無量でした」
プロポーションが好きでフローリアンを買い、部品取り車までを含めると合計で4台も買ってしまった宮下さんによると、車検時に整備するぐらいでそれほど壊れないとのことだったので、これからもコンベンショナルなファミリーカーの魅力を各地のイベントで披露し、説いていくことになるだろう。