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軽トラが美しいクーペスタイルに!? キャノピー搭載で仕事もアウトドアも楽しめる二刀流登場! 車中泊もできます

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

  • ルーフラックとハッチバックラックを追加するクラフトマン K-04
  • 植木、電気、エアコン、水道などの職人が日常で便利に使えるK-04
  • グラスホッパーのロゴを入れたフロントフェンダーガード
  • ポップアップルーフ機構が備わっているため、仕事中は休憩所として使用でき、アウトドア時は寝床に車中泊も楽しめる
  • 機能的に仕上がったキャビネット。用途別に専用設計が可能ということだ
  • ブルーのグラスホッパーは脚立を積載するルーフラックとハッチバックラックを装備
  • 横アオリを開くと左右にそれぞれ収納に便利なキャビネットが格納される
  • ルーフランプを搭載してワイルドさをアップ
  • バンパーガードのガードに付いている特殊ディンプル。共立工業が一部パーツを請け負う、潜水艦のある部分に使っている加工技術ということだ
  • アオリをすべて開いた状態。収納に便利なキャビネットが格納される
  • キャビネットには必要な工具を、荷台にはマットを敷いてドライバーの休憩室としても使える
  • 車両後方には長さ1920mm×幅500mm×高さ230mmの長尺物用大型引出し収納も用意する
  • 車両後方には長さ1920mm×幅500mm×高さ230mmの長尺物用大型引出し収納も用意する
  • ポップアップルーフ機構が備わっているため、仕事中は休憩所として使用でき、アウトドア時は寝床に車中泊も楽しめる
  • アルミ縞鋼板製のフェンダーガードがワイルドさを引き立てる
  • アルミ縞鋼板製のフェンダーガードがワイルドさを引き立てる
  • ベース車両持ち込みの場合、約130万円で架装が完了する
  • 共立工業が手がけたグラスホッパーシリーズ
  • サンデーレースのサポートカー的な使い方を想定するメカニック K-03
  • 植木、電気、エアコン、水道などの職人が日常で便利に使える K-04

アクティブな遊び心を持つグラスホッパー

カスタムカーの祭典「大阪オートメッセ2024(以下OAM)」には、今年も注目すべきマシンが勢揃いしました。その中でも、軽トラックは相変わらずの人気ぶり。数多くのカスタム軽トラが並ぶなか、AMWが注目したのは荷台に跳ね上げ式のキャノピーを搭載し、アクティブな遊び心を持つ「グラスホッパー」シリーズでした。

テーマは遊びも仕事もカッコよく乗る

便利に活躍する軽トラックをベースに機能性とカッコよさをプラスしたスタイルが流行中だ。これまでの主流は、荷台にロールケージ構造を持つキャリアを装着させ、仕事やアウトドアをはじめ、多様なライフシーンで活用できるよう、オリジナル性に富んだ自分好みのカスタマイズを楽しむスタイルだった。だが、今回紹介するグラスホッパーシリーズは荷台をフル架装することで、より楽しみの幅を広げる1台として提案された。

製作したのは広島県廿日市市に本社を構える共立工業だ。「遊びも仕事もカッコよく乗る」をコンセプトに、今回はダイハツ「ハイゼットトラック」をベースに製作。このグラスホッパーシリーズについて、共立工業の常務取締役である椿谷 聡さんはこんな説明をしてくれた。

「弊社はトラックの架装を生業としている会社です。中型・大型トラックをメインにしていますが、軽トラックをベースに何かできないかを考えた時に“究極の職人向け軽トラック”というアイデアが思い付きました。そして、どうせ作るなら、遊びでも使える1台にした方が面白いと考えました。

ご存じの通り、軽トラックは働くクルマというだけでなく、近年はカスタムベースの遊びクルマとしての需要が高まっています。このことを受け、弊社が得意とする架装技術を使って仕事も遊びもマルチに活躍できるシステムアップスタイルを提案。専用キャノピーを製作し、便利に使えるだけでなくスタイリッシュなデザインを意識し、カッコよさも追求した軽トラックを完成させました」

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