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スズキ「ジムニー」専用のOZホイールを開発! もちろんボディキットはランチア「デルタ」とルノー「サンク」をオマージュ

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

名作ホイールも復活させた

また、この2台に関するトピックスはほかにもある。それは足元をまとめあげるホイールにある。WRCで活躍したクルマにとって印象深いホイールといえばOZレーシングだ。ダムドはイタリアのOZレーシング社と独自に交渉を重ね、正式なコラボレーション契約を結んだ。そして不朽の名作ホイール「ラリーレーシング」を復活させたという次第だ。ホイールのデザインは、ディスクも含め当時のまま、それをジムニー専用サイズとして復刻させたというのだからすごい力の入れかようだ。

このホイールもボディキットも、すべて市販前提に作られている。しかも、グリルやバンパーの強度にもこだわり、その作りは純正とほぼ同じ。また、純正フェンダーと取り替えて装着するブリスターフェンダーは、サイドを繋ぐ造形を意識し、張り出しを強調するデザインを採用。リアフェンダーはプレスラインに沿って境界線がわからないように仕上げている等、とくにリアから眺めた時のワイドボディならではのシルエットがたまらない。しかも、リトル・サンクは本物同様にリアのブリスターフェンダー後方にエアダクトもセットしているのだからニクい演出である。

必要最小限のパーツリメイクによって見事なまでに「らしさ」を表現するリトル・デルタとリトル・サンク。特別オーダーのOZレーシングとのコンビネーション含め、ラリーレーシングなジムニー シエラはとても斬新でカッコいいスタイルだ。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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