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ルート66復活の街「セリグマン」で絶対オススメのモーテルとは? レストランやバーでの交流も楽しいんです【ルート66旅_43】

ルート66復活の街「セリグマン」で絶対オススメのモーテルとは? レストランやバーでの交流も楽しいんです【ルート66旅_43】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • ドローンを持ち込んで空撮してみた。左上から右へ走っている道路がルート66だ。大型のキャンピングカーも余裕で駐車できる広さ
  • 西部開拓時代がモチーフのスペシャル・ルーム。壁やカーペットの色から細かい調度品までこだわっている。ここも何泊かした経験あり
  • 冷暖房の器具もきちんとメンテナンスされており、地方の安宿にありがちな動かなかったなんて経験は一度もない。夏でも冬でも快適
  • 長期滞在に欠かせないランドリールームも完備。最初は使い方に戸惑うかもしれないが、フロントで聞けば丁寧にレクチャーしてくれる
  • ランチタイムは結構な賑わい。旅行者だけでなく地元の人も多く食事に来るのは、味が確かである何よりの証拠といっていいだろう
  • 個人的に大好きなメニューがフライドマッシュルーム。いつも注文するので先方から「今日もいるでしょ?」と聞かれるようになった
  • ミュージシャンを呼んでのライブやカラオケのイベントも頻繁に開催。写真の彼とはその場でSNSで繋がり今もやり取りを続けている
  • リサに「バーを作る」とは聞いていたが、ここまで本格的とは思わなかった。行くときは必ず日本の酒を差し入れするようにしている
  • ひとりで飲んでいると間違いなく駆り出されるビリヤード。ジュークボックスには私の大好きな1950~1980年代の音楽がたくさんだ
  • 何度か誘われて一緒に遊んだけど、なかなかルールを覚えられないシャッフルボード。次は動画を撮りながらレクチャーしてもらおう
  • まるで映画のワンシーンみたいなふたり。撮影させて欲しいと頼むと「腹を凹ませる」とか「もっといい服を着てくる」と大笑いだった
  • 敷地内にあるピザ・ジョイント。オリジナルのグッズなども販売しているので、ちょっと変わった土産が欲しい人は立ち寄ってみよう
  • 右が看板メニューのピザ「セリグマン」でラージサイズ。このときは珍しく大人数だったので2枚をオーダーしその場ですべて完食した
  • ハーレー・ダビッドソンのスペシャル・ルーム。コンクリート打ち放しの床にはタイヤ痕、行き先を見ると壁にバイクのイラストが

ルート66ファンなら一度は泊まってほしい「ステージコーチ66」

広大なアメリカを東西2347マイル(3755km)にわたって結ぶ旧国道「ルート66」をこれまで5回往復した経験をもつ筆者が、ルート66の魅力を紹介しながらバーチャル・トリップへご案内。イリノイ州シカゴから西に向かい、見どころの多いアリゾナ州へ。今回は、ルート66復活の街として有名なセリグマンに来たらぜひ一度は泊まってほしいモーテルを紹介します。

セリグマン最大のモーテルは併設レストランのピザも美味!

偶然にも東日本大震災が起きた2011年3月11日に宿泊しており、言葉では表現できないほど支えてもらった「アリゾナのわが家」。ルート66再誕の街として名を知られるセリグマン、その東はずれにある「ステージコーチ66モーテル」だ。

私の恩人であり友人のリサがオーナーになったのは約20年前だが、その当時でも建設されてからは結構な歳月が経過していたらしい。ノルウェーからアメリカへ移住して来た彼女は、トラックのドライバーなどさまざまな職業で資金を作り、セリグマンでステージコーチ66モーテルを買い取った。しかし当時は屋根すらマトモにかかっていない廃墟に近い状態で、営業を再開するにはそれなりの費用と時間を費やしたという。

現在の部屋数は42とセリグマンでは最大の規模を誇り、半数が前回で紹介したリサの故郷であるノルウェーや、西部開拓時代などのテーマに沿ったスペシャル・ルーム。建物こそ昔のままだが室内はスタッフの手で清潔に保たれており、Wi-Fiや冷暖房といった快適装備も大手モーテルと同様にある。セリグマンは標高が1600mなので冬は当たり前に雪が降り、夏は30℃オーバーになり日差しもアリゾナらしく強烈。私はいずれの季節にも滞在しているが、室内で寒さや暑さに難儀した記憶はない。

また敷地内にはレストラン「ピザ・ジョイント」も営業中だ。もちろん看板メニューはピザで街の名を冠した「セリグマン」は、トッピングがたっぷり乗せられ18インチ(約46cm)のラージで23.95ドル。さすがに和食や中華料理こそないがメニューは豊富で、お酒のツマミになるリーズナブルな単品も充実している。

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