クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • ダイハツ「コペン」でマッハ号を完コピ! 完全ボルトオンで着脱可能なカウルなのでノーマルに戻すことがカンタンです
CUSTOM
share:

ダイハツ「コペン」でマッハ号を完コピ! 完全ボルトオンで着脱可能なカウルなのでノーマルに戻すことがカンタンです

投稿日:

TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

  • OEPオカダエンタープライズが製作したダイハツのコペンがベースの『マッハGoGoGo』に登場したマッハ号そっくりのカスタムカー
  • マッハ号に寄せて赤いカラーリングがポイントのインテリアになっている
  • フロントから丸ノコギリが飛び出したり、ジャンプしたりといった7つの特殊機能はコストの関係上で実現していない
  • コペンの電動ルーフはマッハ号スタイルでは作動できないが、純正スタイルに戻せば普通に使えるそうだ
  • ボディカラーはアニメを見ながら完全再現。岡田代表にも赤いスカーフを巻いて出てもらいたかった
  • リアの仮免許練習中のパロディプレートはOEPで販売中の人気アイテムだ
  • ホイールはそれっぽく見えるものを探して装着。USAフォージドモデルということだった
  • 完全ボルトオンで純正スタイルに戻せるように作った点に注目してほしい
  • カウルは脱着式で純正スタイルに戻せるように作っているのがポイントだ

驚きのコペンベースのマッハ号登場

タツノコプロのアニメ『マッハGoGoGo』に懐かしさを感じるクルマ好きは多いはず。7つの特殊機能を搭載したマッハ号と天才レーサー三船 剛が繰り広げるカーアクションは、昭和のオヤジ世代には元祖レースアニメとして心に刻まれています。そんな特殊マシンが東京オートサロン2024に登場していました。しかもベースはダイハツ「コペン」だったからビックリ! その特別すぎるカスタムカーについて、製作したOEP(オカダエンタープライズ)に話を聞いてみました。

コペンを見てひらめいた

OEPはカー用品やエアロパーツを製造販売するショップとしても知られている。そのため、ボディリメイクを兼ねた外装パーツを生み出す技術には長けている。過去に製作したマシンは、そのどれもがボディ全体をFRPで覆うフルカウルスタイルが特徴で、今回のマッハ号では、そんな造形技術が活かされていた。

OEP代表の岡田さんは出展したマッハ号について、東京オートサロンに出るためとかではなく、日頃から趣味で1/1プラモデル感覚で楽しむマシン製作を行っているため、その流れなのだと説明してくれた。

岡田代表は、自分の趣味として過去には、モータースポーツ全盛期のグループ5で活躍したシルエットマシンやトヨタST140「コロナ」ベースの「セリカターボIMSA-GTOレプリカ」なるマシンも製作してきた。そうした中でマッハ号については、昔から気になっていたマシンだったと話す。

「小学生の頃にテレビアニメで見た『マッハGoGoGo』のマッハ号がカッコよくて、ずっと頭のどこかに残っていました。いつかはあんなクルマに乗りたいと思っていましたが、ベースは何を使うべきか、造形をどうするか等、いろいろと考えましたが実現は難しいなぁーと……。でも、たまたま手に入れたコペンを眺めているうちに、ひょっとしたら、これにカウルを被せたらマッハ号になるかもというひらめきが降りてきました。そこから本格的にコペンに合わせたマッハ号カウル製作に着手したんです」

完全ボルトオンで純正に戻せるので2パターンで楽しめる

「いつか欲しいと思ってたんです」という展開から、実際に作ってしまうこところが岡田さんのスゴさだ。その完成度の高さは写真を見てもわかるように、誰が見てもマッハ号であることは一目瞭然だ。

岡田さんは、今回のマッハ号の製作に関して、完全ボルトオンで純正スタイルに戻せるように作った点に注目してほしいと話す。つまり、装着しているカウルは簡単に外せる構造になっているということ。ボディカウルを着せ替え感覚で楽しみ、ある時はマッハ号スタイル、そしてある時はノーマルのコペンスタイルと使い分けが可能。したがって、純正の機能はそのまま残しているのもポイントだ。ただ、マッハ号スタイルではオープンのみとなる。

フロントとリアに大型ボディカウルを装着させて見事にマッハ号を再現したアイデアは素晴らしい。しかも、フルカウルの脱着式としたことで、純正スタイルにチェンジ可能な作り込みも面白い。OEP岡田代表は、これはあくまでも自分の趣味のクルマというが、こうしたアイデアと技術は特別なカスタムを望むオーナーたちにとっては見逃すことができないだろう。他人とは違うマシンを生み出したい、そんなオーナーは岡田代表率いるOEPを頼ってみてはいかがだろうか。きっと期待を裏切らない遊び心あふれるアイデア満載なマシンを提案してくれるはずだ。

すべて表示
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
著者一覧 >

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS