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スズキ「ジムニーシエラ」をカッコ可愛くローライダーカスタム! レトロな雰囲気もあわせもつ「K-BREAK」マジックとは

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

ジムライドのボディキットを装着

ここで紹介するK-BREAKが手がけたジムニー シエラは、1980年代後半から1990年代前半に流行ったローライダーの雰囲気を全面的に醸し出す。パーツはK-BREAKのプライベートブランドで「ジムニーに乗る」という意味を持つ「ジムライド(JIMRIDE)」のボディキットを装着。パーツ構成はクラシックグリル、サムライフロントバンパー、サイドステップ、オーバーフェンダー、サムライリアバンパー、リアウイング、そしてスペアタイヤ移動キットとスペアタイヤカバーを装着する。

ローライダーとして欠かせないサスペンションは、イデアル特注エアサスをセレクト。ホイールはフルメッキ15インチのKMC「ターミネーター」、タイヤはヨコハマ「アドバン・ネオバ」の組み合わせで魅せる。

レトロな雰囲気を与えたローライダーらしいデザイン

限界まで車高を落とし、オーバーフェンダーを装着してどっしりと構えたジムニー シエラはとてもカッコいい。艶々に輝くキャンディレッドのカラーリングもイカしている。複雑な模様やデザインを入れるボディカラーがローライダーの間で流行した時代もあったが、そのはじまりはキャンディカラーを軸としたアプローチが主流だった。この「ジムライド・サムライジムニー・ローライダー」は、そんな時代に流行った仕様を現代ジムニー シエラで表現している。

ステンレスとスティールを組み合わせることで、昔ながらのトラック的な質感を再現した前後バンパーや、US仕様らしさを主張するコーナーマーカーの追加といった演出など、あえてレトロな雰囲気を与えたデザインはローライダーのテーマとなる。昔を懐かしむレトロ感を演出するジムニーカスタムパーツとしても役立つことだろう。

ジムニー/ジムニー シエラに関しては様々なカスタムのアプローチ法がある中で、また新たに出現したローライダーを軸としたリメイク技。テーマを抜きにじっくりと眺めていると、このクルマは見方によっては可愛らしくも見えてくる。そして、別の角度から見れば硬派でヤンチャなルックスにも見えてくる。

すべてはバランスの取れたカッコよさがあり、その表現法の根本にあるのが、K-BREAKの得意とする旧車テイストのミックスにある。その巧みなデザインと作り込みがあるからこそ、カッコ可愛いルックスに魅せることができるのだ。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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