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激闘! 東北660選手権の特別戦を振り返る。「アルト」のワンメイク「HA36カップ」も注目! 2024シーズンは4月14日から

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

4クラスは7号車大森/猪又組、5クラスは66号車 太田/相原組が優勝

4クラスはポールポジションこそHA36型アルトの7号車 大森宣正/猪又真輝だが、2番手には3速ATのエッセを駆る67号車 鈴木 茂/遠藤正樹が食い込む。決勝も上位2台はポジションの変動がなく、3位にはHA36の169号車 菅原武/高杉俊太郎が、予選6番手から脅威の追い上げをみせた。

なお今シーズンは車両規則の一部が改定され、HA36はハイグリップタイヤが履けなくなる。ATやCVTと戦闘力の均衡化を図るのが目的であり、HA36乗りにとっては参戦コストの軽減にもなる措置だ。

ビギナーを対象とした5クラスは優勝が66号車 太田治久/相原誠二郎、準優勝が463号車 村上征也/安達悠人で3位が60号車 猪狩英樹/明智武史だった。

HA36カップ:15台が出走し熱いバトルを展開

続いて併催の東北660・HA36カップは合計15台が出走した。5速MTの1クラスは予選で920号車 茂木大輝が1分57秒229をマークしてポールポジションを獲得。わずか0.035秒差で2番手の83号車 小松日高はともにオートリサーチ米沢からのエントリーだ。決勝はこの2台を3番手の210号車 岡部晧輝が追う展開になったが、ポジションの変動はなく茂木−小松−岡部の順でフィニッシュとなった。

HA36カップ

AGSとCVTの2クラスは今季の急成長株、8号車 猪又真輝が総合でも3番手の1分57秒798でポール。決勝も安定した走りでポール・トゥ・ウィンを飾り、東北660選手権の4クラスと併せてシリーズを制した。

なお準優勝の47号車 椎名栄一郎は決勝のベストタイムで猪又を上まわり、3位の79号車 石山祐也は1クラスを含めた決勝の最速タイムを獲得している。他のドライバーも確実にタイムを伸ばしており、今年はますます混戦となるに違いない。

* * *

ちなみに東北660選手権は2024年4月14日にスポーツランドSUGOで、HA36カップは6月30日にエビスサーキット東コースで開幕。観戦するだけでも楽しめるレース、観戦はサーキットの入場料のみでOKだ。興味がある人はぜひ現地に足を運び、軽自動車による熱いバトルをリアルで楽しんでみてはいかがだろうか。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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