小冊子付きで学びながらミニカーを楽しむ
ラジコンから精巧なモデルカーまで幅広い車種をラインナップするホビーメーカーの京商。同社がコンビニで展開している「KYOSHO MINI CAR & BOOK」の第18弾はスペシャルエディションとして、「モチュール オーテック Z ゼッケン23 2022」が2024年3月22日(金)よりファミリーマートで発売されます。
SUPER GTに参戦するマシンが1/64スケールになって登場
かつて京商のミニカーといえばコンビニで購入することができた。サークルKサンクスで2004年11月に発売した1/64スケール「フェラーリミニカーコレクションVol.1」を皮切りに、ランボルギーニ、ポルシェなどさまざまな車種をリリースしていたのを覚えている方も多いだろう。だが2016年12月に発売した「第83弾 フェラーリミニカーコレクション Vol.12」を最後に、しばらくシリーズ化されなかった。
2020年1月から満を持して復活した新シリーズ「KYOSHO MINI CAR & BOOK」は、ミニカー+小冊子で実車の理解を深められる商品として発売をスタート。これまでスバル「インプレッサ22B」や日産「GT-R」といった国産スポーツカーから、ロータス「ヨーロッパ」(サーキットの狼仕様)や商用車のスバル「サンバー」といった幅広いモデルを展開してきた。
今回モデル化されたのは、国内最高峰のGTカーレースである「SUPER GT」GT500クラスへ15年ぶりに参戦した、日産「フェアレディZ」がベースとなる「モチュール オーテック Z」だ。2004年から2007年までは先代モデルのZ33で戦ったが、GT-Rの登場によりその座を譲った。2008年から2021年まではGT-Rで参戦していたが、現行型のRZ34のデビューに伴い15年ぶりにSUPER GTの舞台に戻ってきたという経緯だ。
2022年シーズンのZは、全8戦中3勝。そのうちの1勝をあげたのは、シリーズチャンピオンに輝いたゼッケン12 カルソニック IMPUL Zだ。日産陣営の中心となるゼッケン23のモチュール オーテックZは、必勝を期して松田次生/ロニー・クインタレッリという強力なドライバーで挑むが、惜しくもチャンピオンを獲得することはできなかった。京商では、復活のメモリアルイヤーを戦ったエースナンバーを見事に再現している。