前輪駆動のBEVは2グレードを用意
BEVモデルは2グレードをラインアップする。クーパーE(463万円/消費税込・以下同)は最高出力135kW/最大トルク290Nmを発生するモーターで前輪を駆動させ、0‐100km/h加速は7.3秒に。40.7kWhのリチウムイオンバッテリーを床下に搭載し、一充電での走行可能距離を305km(ヨーロッパ認可数値)とした。上級グレードのクーパーSE(531万円)は160kW/330Nmのモーターで前輪を駆動、0‐100km/h加速は6.7秒とし、54.2kWhのバッテリーで一充電走行可能距離は402km(ヨーロッパ認可数値)となっている。
一方のガソリンエンジンモデルも2グレードを用意した。エントリーグレードとなる「クーパーC」(396万円)は新世代モジュール式の最高出力115kW/最大トルク230Nmを発揮する1.5L直3ターボを搭載。「クーパーS」(465万円)は150kW/300Nmを発揮する2L直4ターボを搭載する。両グレードともに7速ダブルクラッチ・トランスミッションが組み合わされている。
精度や正確性が向上した先進安全機能のドライビング・アシストと、サラウンド・ビュー機能を備えたパーキング・アシストをBEVモデルに標準装備とした。BEVモデルには車載カメラを用いた全方向記録可能なドライブ・レコーダーも備わっている。また、音声会話を用いたインテリジェント・パーソナル・アシストはAI技術を活用し、より自然な会話に近い言葉での機能の起動や、ドライバーの好みなどを学習するという。