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最古のランボルギーニ量産車「350GT」の最初のオーナーは? 完璧にレストアされて現代に蘇りました

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TEXT: AMW  PHOTO: Automobili Lamborghini S.p.A.

完璧にレストアされ、認定された350GT

1964年のジュネーブモーターショーでランボルギーニのブースに展示されたのは、メタリックジュネーブグリーンにホワイトインテリアの350GT。シャシーナンバーは101だ。このクルマは、のちに開発および耐久テストのテストカーとして使用されたが、不幸にも信号待ちで停車中に後ろから追突され、破壊されてしまったという。

しかしながら、そのすぐ次に生産されたメタリックグレーの外装に赤い内装の2号車が1964年8月15日にサンタアガタ・ボロネーゼから出荷され、ジュネーブでジャンピエロ・ジュスティに納車された。

2024年、ランボルギーニは60年前にこのクルマが最初に納車され、発表されたジュネーブの街角で、その2号車を最高の状態で蘇らせ、歴史的物語を祝おうと考えた。この2号車は、ランボルギーニのクラシックカー部門であるポロ・ストリコによって完璧にレストアされ、認定された、現存するランボルギーニ最古の量産車となる。

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2024年の年初に行われたRMサザビーズのオークションで、350GTは63万2000ドル(邦貨換算約9500万円)で落札されたという。この値段が高いか安いかは判断が難しいところだが、この350GTはランボルギーニが作った処女作だという歴史的な価値は高く、ぜひこの美しいクルマを長く後世に残していってほしいものである。

【動画】レストアされた現存するランボルギーニ最古の量産車

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