開催間近! 東京にフォーミュラEがやってくる!
日産が2024年3月30日(土)に日本で初開催されるフォーミュラE世界選手権「Tokyo E-Prix」の開催を盛り上げるためのコンテンツとして、六本木ヒルズアリーナでスペシャルイベントを開催。フォーミュラEマシンのデモ走行が行われたほか、小池百合子東京都知事や女優の白石麻衣さんも登壇しました。
フォーミュラEのパフォーマンス
ABBフォーミュラE世界選手権は、世界各地の市街地や特設されたサーキット、モータースポーツ常設サーキットで行われているEVレースのパイオニア的存在。2014年から始まった同シリーズは今年で10シーズン目を迎え、今シーズンは11チーム、合計22台がエントリーしている。そのなかで日系メーカとして初めてエントリーしたメーカーが日産で、シーズン5より継続して参戦中だ。
そんなフォーミュラEが、ついに日本で初開催される。舞台となるのは東京・お台場で、有明地区に設置された全長2582mの特設サーキットは低速と高速コーナーを3本のストレートでつなぎ、東京ビッグサイトをぐるりと取り囲んだレイアウトが特徴だ。
日産はフォーミュラEの開催を記念して、3月21日に東京・六本木でスペシャルイベントを開催した。会場となった六本木ヒルズアリーナには、全長110mオーバル型特設サーキット「NISSAN FORMULA E ROPPONGI CIRCUIT」が出現。
11人組のダンスアーティストGANMI、4人組管楽器ガールズグループのMOSの2組によるパフィーマンスと、音楽と光、そしてエレクトリックな演出のなか、フォーミュラEのマシンが走行。その姿はじつにエモーショナルで、夜の六本木を華やかに彩った。
小池百合子都知事と白石麻衣さんが登場
さらにイベントを盛り上げるべく、会場には小池百合子東京都知事、日産自動車副社長の星野朝子さん、元乃木坂46で現在女優を務める白石麻衣さんが応援に駆けつけた。
小池都知事と白石さんは、日産フォーミュラEチームに声援を送るプロジェクト「VOICVE CHARGE」を体感。これは声援を電力に変換し、集められた電力はドライバーやチームに提供されるものだ。ふたりの声援は23μW。「23(日産)」となったのは、単なる偶然だろうか……。
初のフォーミュラE開催について小池都知事は、次のようにコメント。
「世界中で脱炭素化が大きなキーワードになっているなか、東京都ではモビリティに着目し、都内で新車販売される乗用車を2030年までに100%非ガソリン化させようという目標を立てております。このゼロエミッションビークル化を加速させていくための一大イベントとして、フォーミュラEを東京で開催することが実現できました。この大会をきっかけに、東京都をサスティナブルな次世代都市へとグレードアップしていこうと考えております。臨界エリアで行われる世界最高峰EVレースの迫力を、間近で感じていただきたいです」