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黄金のスワンボートからスーパーカーまで!「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2023」のバラエティに富んだ会場を紹介します【吉田由美のCCL】

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TEXT: 吉田由美(YOSHIDA Yumi)  PHOTO: 吉田由美(YOSHIDA Yumi)

超高級車がズラリ

また、藤原ヒロシ氏率いる「フラグメント」とヤンマーとコラボしたフラッグシップ「X47 FRGMT」の実艇を初めて見ました。そしてメインのパシフィコ横浜会場には、自動車関係も多数展示されたのです。

自動車メーカーでもトヨタとレクサスはボートを製造しており、ホンダとスズキは船外機というスタイルで海に関わっています。今回のショーでの海系のトピックといえば、レクサスがラグジュアリーヨット製造を再開したこと。「LY650」をサイズアップ&アップデートして「LY680」として2026年春に納艇を予定しています。

他にもホンダブースには「N-BOX」、スズキブースには「ハスラー」とそれぞれボートライフ、マリンライフのイメージに沿った内容で展示されました。トヨタ&レクサスブースは合同で出展し、レクサスの最新SUV「LBX」と「LX」を展示。こちらは試乗も行っていました。ちなみに「TOYOTA GAZOO Racing」もジャパン・インターナショナル・ボートショーに初出展で、「GR スープラ GT4 EVO」と、そのベースとなっている「GR スープラ」が展示されました。

スポーツカーや超高級車が並ぶブースで、アストンマーティンは去年モナコで試乗してきた「DB12」のオープンモデル「DB12 ヴォランテ」とSUV「DBX 707」を展示。DB12 ヴォランテの薄い水色のボディカラーが美しいです。美しい青と言えば、マセラティも「MC20」のオープンモデル「MC20 チェロ」を展示。「チェロ」とは、イタリア語で空を意味し、ボディカラーも薄いブルーになります。

ブルーのボディカラーはほかにもブルーとグリーンが混ざったようなマクラーレン「750S」、ランボルギーニが強めのブルー「アヴェンタドール ウルティメ」を展示していました。アヴェンタドールはこの期間中、なんと特別価格に。他にもロータスは初の電気自動車「エレトレ」、ベントレーは「ベンテイガ アズール」を展示するなど、スポーツカーや超高級車がズラリ。

ボートとクルマは親和性が高く、毎年会場で数台売れるのだそう。ボート自体が数千万、数億円のものなので、ボートショーは超高級車とも相性がよいのかもしれません。ちなみにボート・オブ・ザ・イヤー2023の「サンシーカー65 スポーツヨット」の価格は6億円超。恐るべし、船の世界。

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