優雅なスタイルにスポーティ感をプラス
メルセデス・ベンツ「Cクラス/Eクラス」両クーペの後継モデルとなる「CLEクーペ」が日本にも登場しました。ブランドデザインの基本思想である「センシュアル ピュリティ(Sensual Purity)」を採用した優雅なスタイルにスポーティ感をプラスし、最新装備も充実しています。
CクラスとEクラスのクーペをこの1台に
メルセデス・ベンツは新世代クーペ「CLEクーペ」の日本での発表を行った。本国では2023年7月に発表されている新型は、CクラスとEクラスのコンセプトなどを用いて開発されており、CクラスクーペとEクラスクーペ両方の後継モデルとなる新世代のクーペだ。
ボディサイズは全長4850mm×全幅1860mm×全高1420mmで、従来型のEクラスクーペ(全長4845mm×全幅1860mm)とほぼ同サイズ。2024年1月に登場した新型Eクラスセダン(全長4960mm×全幅1880mm)より一回り小さく、Cクラスセダン(全長4755mm×全幅1820mm)より一回り大きいので、サイズ的にはCクラスとEクラスの間ということになる。
エクステリアはワイド&ローなスタイルを備えるメルセデス・ベンツの2ドアクーペのプロポーションを、ブランドデザインの基本思想である「センシュアル ピュリティ」によって磨き上げたというスタイル。フロントはわずかに逆スラントとしたシャークノーズ、長いボンネットやショートオーバーハングが特徴的なサイドはプレスラインとルーフラインでシルエットや面の美しさを強調する。
インテリアはCクラスのデザインを基本とし、12.3インチのメーターディスプレイと11.9インチのセンターディスプレイを採用した。センターディスプレイを運転席側に6度傾けるなど、よりスポーティ感を高めたドライバーオリエンテッドなデザインに仕立てられ、アンビエントライトとブラウンウォールナットウッドのトリムでプレミアム感も高めている。フロントには専用開発のスポーティなデザインのシートを装備した。
このサイドの張り出しを強めたフロントシートには、ナッパレザーのストラップで操作するイージーエントリー機能も備わる。左右独立式のリアシートは、従来型のEクラスクーペより肩部で10mm拡大するなど居住生が向上している。また、インフォテインメントシステムのMBUXは学習機能を向上させた最新仕様となり、AR(拡張現実)を利用したナビも搭載。安全運転支援装備はSクラス同様となっている。