おそらく最後のモデルイヤーに
2007年から17年にわたり販売されてきた「究極のドライビングプレジャーを追求する」ハイパフォーマンスモデル「GT-R」だが、日産によると2025年8月にその生産が終了するという。その理由として、部品供給の見通しが立たなくなったことがあげられている。2022年の欧州での販売終了の後、国内でも新車外音規制などに適応できずに終了するのではと言われていたが、日産はその問題を新構造マフラーでクリア。
併せて空力性能などを向上させた2024年モデル(2023年3月発表)が作られてきたGT-Rだが、言われてきた車外音規制や自動ブレーキの義務化ではなく、部品供給の問題という「長寿モデル」らしい理由でついに幕を閉じることとなった。
ちなみに第2世代のR32スカイラインGT-Rは1989年に登場、1995年にはR33、1999年にはR34と代を重ね、排ガス規制により2002年に生産を終了。およそ13年にわたり生産されている。なお、次期型について、日産を代表するモデルでもあるため開発の検討をしているそうだが、どちらにしろ内燃機関のみのGT-RはおそらくこのR35が最後。2024年モデルと同様に抽選となるそうなので、気なる方は日産へお問い合わせを。