GR86の楽しさはドリフトができること。クルマの進化と運転技術向上に期待が高まる
モデルの沢すみれさんをナビゲーターに迎え、GR86&TOYOTA 86&BRZでドリフトを楽しもう!! という企画。みんなで切磋琢磨してドリフトの名手を目指そう!! 今回の挑戦者は、GR86に乗る“たくま”サンです。「今のところグリップ走行には興味がなくて、ストリートでの快適性と年に数回趣味程度にドリフト走行が楽しめればいいと思ってGR86を購入しました」とのこと。カザマオート仕様の57トランセンドやGTエアロボンネットを装着して、少しずつドリフト仕様化に向けて動いています。
(初出:XaCAR 86&BRZ magazine Vol.043)
ノーマルのGR86でもドリフトはできるが『切れ角アップ』が大きな課題
本格的にドリフトを楽しんでいるというより、ときどき走行イベントなどでドリフトしているという“たくま”サン。
「ストリート仕様のGR86なので、ドリフトはこれから練習していきたいです」
と、最初は慎重にJターンからスタートしたが、慣れてくると次第にクルクルとキレイにドリフト。最終的には定常円までやってみせた。
「GR86は、ドリフトするのに楽しいクルマです。これからもっと練習して、さらに上手くなりたいですね」
と話してくれた。次に、カザマオートのGR86を試乗していただいた。
カザマオートのデモカーはターボ装着とオリジナルナックルなどの装着でドリフトしやすい!
「僕のGR86とカザマオートのGR86は全然違います。ターボが装着されているのでパワフルですし、切れ角の違いが大きいですね」
と、カザマオートのGR86に乗った感想を話してくれた“たくま”サン。マイカーでも最終的にキチンとドリフトできていたが、デモカーではいとも簡単にクルクルと回りだした。やはりドリフト仕様になっていると、ラクにクルマをぶん回すことができるということなのだろう。
沢すみれさんもドリフトに挑戦「なかなか上手く定常円旋回ができないです」
沢すみれさんには、たくまサンが運転する隣に座ってもらって、たくまサンのGR86とカザマオートのGR86についてレポートしてもらった。
「たくまサンのGR86でもドリフトはできているんだけど、カザマオートのGR86はリヤタイヤがスムーズに滑っている感じがしました。横に座って楽しいのは、カザマオートのGR86ですね」
と話してくれた。次に沢さんもドリフトに挑戦してもらった。まずはアクセルターンからスタート。停止状態でステアリングを切って、アクセルを入れて5000回転を目安に一気にクラッチを離すと、クルマがクルッと反対側に向くというもの。一見簡単そうだが、5000回転でクラッチを離す怖さが先立ちなかなか上手くいかない。カザマオートの永田さんがお手本を見せるが、それでもキレイに定常円旋回ができない。
「アクセルの加減が難しいです〜」
と悔しそうな表情を見せる沢さんだが、すべての基本なので慣れるしかない。これから少しずつ練習していきましょう!
マイカーとカザマオートのGR86を比較しての感想
「GR86は、今の僕の仕様でもドリフトはできるんですが、カザマオートのクルマに乗せてもらうと、もっと簡単にキレイにドリフトすることができました、とりあえずアングルマスターキットを自分のクルマに装着してみて、何が変わるか試してみたいと思いました」
と、“たくま”サン。現状の自分のGR86でも、キッチリとドリフトできていたが、カザマオートのGR86に乗ってかなり刺激されてしまったようだ。さらに進化しそうな、“たくま”サンのGR86の今後が楽しみだ。