割れや雨漏りが発生する可能も
窓ガラスにオプション機能を持たせると、高価になってしまうケースがほとんどだろう。最も安く済むのは、俗に言う「素ガラス」と言われるようなクリアガラスで、UVカットやIRカットなどの機能を付けていくと高価になる。
また、純正のコンディションにこだわると、当時の色合いを再現するのが難しいケースがある。旧車乗りはややグリーンがかった色味のガラスが定番とも言えるが、ブロンズやブルーがかったものもある。これらを完全に再現するのは難しく、車検への対応が困難な場合もある。
割れやヒビとなるとフロントガラスに目がいきがちだが、サイドガラスやリアガラスも忘れてはならない。とくにサイドガラスは三角窓やハードトップ車特有の形状など、車種ごとに異なるケースが多い。
そしてハードトップ車の場合は、ドア開閉時の衝撃に耐えられるように厚みのあるガラスが採用されている場合がある。そのようなクルマは一般的な厚さのガラスに交換すると、割れや雨漏りが発生する可能性が増えてしまうので、ガラス交換時には見落としてはならない。もしダメージを負ってしまうようなことが起こっても、諦めずにまずは専門業者に聞いてみよう。