「大阪らしいカスタムのノリが大好きです」とスティーブさん
チューニングカーからドレスアップカーまで、ありとあらゆるカスタムカーが集まるイベントが大阪オートメッセ(OAM)です。今回はYouTubeチャンネル『スティーブ的視点』で大人気のスティーブさんと一緒に、スポーツカーを中心に見て歩きました。スティーブさんは東京オートサロンも訪れていましたが、街道レーサーや霊柩車まで展示されたオールジャンルぶりや来場者も巻き込んで全体が盛り上がっていた大阪ならではの勢いに終始ノリノリ。大好きなチューニングカーをチェックしつつも、VIPカーや軽トラなどの作り込みにも感嘆していたのでした。
(初出:XaCAR 86&BRZ magazine Vol.043)
カザマオートのフルカーボンGR86は凄すぎる!
最初に訪れたのは、カザマオートのブース。オートサロンのドレスアップ・スポーツカー部門の最優秀賞に輝いたカザマオートのフルカーボンGR86。3.6L仕様の2JZは1000psオーバーを発揮し、ワイドボディとあわせて圧巻のオーラを放っていた。
「フルカーボンになっていて、文句のつけようがないほど格好いい! 運転してみたい」
と大興奮のスティーブさん。
FORMULA DRIFT JAPANゾーンには格好いいクルマがたくさん展示されていた
そのままFORMULA DRIFT JAPANゾーンを散策。今年の大阪オートメッセでは巨大なFOUMULA DRIFT JAPANゾーンが誕生し、FDJ2/FDJ3それぞれのカテゴリーを代表するマシンが展示されていた。
ガレージYAMAGUTI ZN7は、ベースはZN6ながらZN8のフロントマスクを移植。ブリッジポートの13B-REWまで搭載していた。ロータリーエンジンが大好きなスティープさんは
「サウンドも聞いてみたいし、ぜひ乗ってみたい!」
と大興奮だった
さらに、サフェーサー仕上げのMUSTANG1967を見つけて嬉しそうな表情を見せるスティーブさん。
「V8ではなく2JZを搭載している! 奥行きのある直列6気筒を違和感なくエンジンルームへ収めた美しさに感動だね」
零戦のような日産R33「スカイライン」を見つけると、「このクルマ面白いよ」と教えてくれたスティーブさん。リベットやペイントだけでなく銃痕まで細かく再現した零戦仕様のR33と、往年の街道レーサースタイルに仕上げられたヨンメリを見てご機嫌な様子だった。
金色の霊柩車仕様のキャデラックを見つけると、
「このクルマはすごすぎる。この会場まで自走してきたって本当?」
と、隅々までじっくり観察して「これはもう芸術品だね」と感動しきりだった。
最後に訪れたのは、はろーすぺしゃるのブース。アメリカで軽トラに乗っているスティーブさんは
「はろーすぺしゃるは最高ですね。こういう楽しいノリこそが大阪オートメッセらしい」
と、存分に楽しんでいた。最後はスタッフのみなさんと一緒に記念撮影をして大阪オートメッセめぐりを締めくくった。